東16丁目フリッパーズ、3年連続V 準Ⅴ石山A
第 6 回 北海道スーパートーナメント(北海道チャンピオンシップ協会/主催)は30日、札幌市東区のつどーむで準決勝2試合と決勝が行われ、3年連続決勝に駒を進めた東16丁目フリッパーズと石山アトムズ少年団の札幌勢対決は、東16丁が8-1の四回コールドゲームで石山に大勝し3連覇を果たした。笹谷武志監督(38)は「決勝では攻守ともに集中し良く戦えた。また来週はジャビットカップもあるので、気持を緩めずもう一度挑みます」とさらなる挑戦を誓った。
今大会上位2チームが10月中旬以降に行われるポップアスリート北海道予選に出場し、同大会優勝チームが、12月9日から東京都の神宮球場で行う「第11回学童軟式野球全国大会ポップアスリートカップ・ファイナルトーナメント」へ北海道代表として出場する。
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◆決勝(9月30日、つどーむ)
石山アトムズ少年団
0001=1
0332=8
東16丁目フリッパーズ
(四回コールドゲーム)
(石)越谷―鳴海
(東)斉藤―佐々木涼
▽二塁打:川村(石)、小保内、大塚(東)
◆準決勝
石山アトムズ少年団5‐1稚内野球スポーツ少年団
東16丁目フリッパーズ5‐1泉野イーグルス
東16丁目、攻守で圧倒
決勝は二回、0-0で迎えた東16丁目の攻撃で二死二、三塁から1番・大塚渉夢(6年)が、ライトへ鋭い打球を放つとそれをライトが後逸。一気に打者走者の大塚もホームまで生還し、3点を奪った。続く三回、敵失と四球で無死一、二塁から6番・小保内貴堂(6年)が、レフトへ放つとそれをレフトが後逸。打者走者の小保内も三塁まで進んだ。続く7番・按田成琉(6年)の内ゴロの間、三走・小保内が生還し6点目。四回に1点献上するもその裏、一死から1番・大塚がこの日3安打目となるライトオーバー二塁打で好機を演出すると続く2番・福岡正規(6年)が、内安でつなぐ。続く3番・長内陽大(6年)が、左犠飛で三走・大塚が生還。さらに二走・福岡は三盗を決め二死三塁と攻撃を緩めない。ここでバッテリーミスから三走・福岡が生還し8‐1で石山を下し、8‐1の四回コールドゲームで東16丁目フリッパーズが、3年連続の優勝に輝いた。3打数3安打の大塚は「全打席集中しヒットが打てた。来週のジャビットも全打席打てるよう集中して挑みます」と力強かった。投げては斉藤隼人投手(6年)が、強打の石山を3安打1四球1失点に抑え勝利に貢献した。「いつも抜け球が出てしまうが、今日はそれが無くリズムよく投げることができた」と胸を張った。同チームは、10月8日(日)に麻生球場で行われるジャビットカップ準決勝、決勝に3連覇を目指し挑む!
石山アトムズ、決勝で涙
石山は四回、一死から3番・鳴海健臣(6年)が、四球で出塁すると二盗を決めると敵失を誘い、三進と好機を作る。次打者が倒れ二死から5番・川村梨乃(6年)が、センターオーバーの二塁打を放ち1点を奪う意地を見せた。この日石山は準決勝を戦い終えた後、札幌選抜大会南区予選を戦う為に5年生以下13人が、会場を後にした。決勝は6年生4人と残された5年生以下を含む11人で挑むも王者・東16丁目の前に力尽きた。10月14日から釧路市釧路市民球場などで行われる「キングオブキングス」でのリベンジに期待したい。
協力:北海道チャンピオンシップ協会
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