岩見沢美園スターズ、接戦制し初の『阿南』掴む! 幌南、代決で涙
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30日、札幌市東区のつどーむで野球のまち阿南全国大会北海道予選が行われた。代表決定戦に出場したのは、2017全道新人戦南・北北海道大会(北海道チャンピオンシップ協会/主催)のそれぞれ優勝チーム。南・北対決で代表を決するものとし、北北海道代表の岩見沢美園スターズと南北海道代表の幌南ファイターズが対戦した。代表決定戦は、岩見沢が終盤粘る幌南を7‐5で振り切り、来年7月に徳島県阿南市で行われる『野球のまち阿南 第6回少年野球全国大会』への出場権を獲得した。
今年、北海道代表として出場した上江別ブルードリームズ(江別市)は、同大会でベスト4の活躍を見せた。岩見沢美園にも期待が高まる!
◆決勝
岩見沢美園スターズ(北北海道代表)
4001011=7
0000320=5
幌南ファイターズ(南北海道代表)
(岩)荒木、鍋城、荒木、鍋城―新居、荒木、新居、荒木
(幌)村上、南出―中嶋
▼三塁打:中村2(岩)
▼二塁打:荒木(岩)
岩見沢美園スターズ、初の『阿南』切符掴む!
岩見沢美園は初回、一死二、三塁の好機から4番・中村宏聖(5年)が、センターオーバーとなる2点適時三塁打で2点を先制、続く5番・荒木優也(5年)もレフトオーバー適時二塁打で3点目。荒木は三盗を決めると幌南バッテリーミスに乗じてホームに生還し、この回一挙4点を奪った。四回には敵失に乗じて一死二、三塁の好機から8番・続橋俊哉(4年)の内ゴロの間、三走が生還し加点。しかし五回に3点献上し、2点差まで詰め寄られた六回、先頭の4番・中村がこの日2本目となる三塁打で好機を作ると一人凡退後、6番・新居英宙(5年)の内安の間、1点。再び六回裏に2点献上し、1点差まで詰め寄られるも七回に1点加え、粘る幌南を振り切り7‐5で勝利した。長嶋義博監督(39)は「全員野球を掲げ、色々な方々に支えていただきここまで来ることが出来ました。全国でも感謝の気持ちを忘れずに全員野球で頑張ってきます」と感謝の言葉を口にし、勝利の味をかみしめた。三塁打2本を放った4番の中村(5年)は「バッティング指導してくださる監督コーチのおかげでヒットを打つことが出来ました。ぼくは打撃が持ち味なので、全国では打撃だけではなく守備でもチームに貢献できるようこの冬、頑張って練習します」とさらなる飛躍を誓った。
幌南ファイターズ、終盤の追い上げ見せるも涙
幌南は5点を追う五回、二死二塁の好機で2番・吉田琉季(4年)の外野飛球が敵失を呼び1点。さらに二死二、三塁と好機を広げ4番・中嶋太助(5年)が、左前2点適時打でこの回3点。続く六回にも2点を加え意地を見せるも力尽き涙。原田洋和監督(48)は「全国が懸かっている戦いで、力が入ってしまった。初回、ミス絡みでの4失点が痛かった」と悔しがった。
協力:北海道チャンピオンシップ協会
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