【動画付】北海道選抜(岡山大会)、準決勝で涙
第14回西日本選抜学童軟式野球倉敷大会第2日は17日、岡山県倉敷運動公園で準決勝を行い、北海道チャンピオンシップ選抜は5‐7でオール高松選抜に涙した。
北海道は5点を追う六回、4番・大滝紘平(6年・北の台カープジュニア)が、今大会3本目となる超特大の2ラン本塁打などで2点差まで迫る意地を見せてくれた。
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相手は前年度優勝のオール高松。左腕2人と強力打線を擁する好チーム。北海道チームの後攻で始まったこの試合。
一回表、一死から2番・福岡正規(6年・東16丁目フリッパーズ)が、出塁するも相手エースの巧みな牽制とピッチングの前に後続が倒れ無得点。
一回裏、積極的に初球から打ってくるオール高松。二死後、左前安打も許し走者一塁。続く4番への初球は、左翼への大飛球も深めのポジショニングで対応し無得点(動画シーン)
二回裏、連打を浴び先制され、尚一、三塁の場面で相手スチールでの連携ミスも重なり2失点。さらに長打を含む連打で四死球など無しのこの回、5点を献上。
北海道は、積極的に投手や代打など選手交代を行い、流れを変えにいくも三、四回表にそれぞれ1点ずつ失点。終始高松ムードで流れる中、流れを変えたのはやはり頼れる男。この回先頭の2番・福岡が、センターへの強烈なヒットで出塁。続く3・4番も短打で続き無死満塁のチャンスで、内ゴロ等で2点を奪った。尚も一死3塁のチャンスがあったが、後続が倒れ2点止まり。
五、六回と守りはリズムよく無失点で凌ぎ、結果最終回となった六回裏の攻撃で北海道が意地を見せる!
北海道、意地見せる!
先頭の3番・徳田健太(6年・士別南野球少年団)が、レフト前。続く4番・大滝が今大会自身3本目となる超特大の2ラン本塁打で3点差に迫る。次打者が倒れ、代打松倉亮太(6年・本通クラブ)が、センター前。7番・植村隆之助(6年・東16丁目フリッパーズ)が、ライト前で続き一、二塁の好機。
ここで二塁走者が相手の牽制で刺され二死となるも8番・渡部大翔(6年・名寄ピヤシリ西クラブ)が、安打を放ち走者・植村が生還し、5-7の2点差に迫った。
続く9番・沢爽太郎(6年・様似野球スポーツ少年団)が、フルカウントまで粘るも空振り三振でゲームセット。
(原文・チーム提供 編集・大川祐市)
▽岡部真吾監督(34)
残念ながら準決勝で負けてしまいましたが、最後まで諦めず、全員で戦いました。
みんなで声をかけ合い、父母のみなさんの最高の応援と声援を受けながら、最後まで全力で戦いました。
結成たった1ヶ月の選抜チームでしたが、最後は選手、父母のみなさん、指導者も含め、しっかりとチームになることができました。
準決勝の試合を振り返ると、悔しい気持ちになりますが、それも経験。
選手たちには、この経験をこれから先の野球人生のプラスになるように生かしてほしい。
そして、ここで出会った仲間たちと共に、これから先の北海道の野球を盛り上げていってほしい。
北海道チャンピオンシップ選抜が、挑んだ岡山大会はこれで幕を閉じた。
北海道勢の優勝はまた来年、新たに結成される北海道選抜チームに託される!