スポーツ整形外科に聞け!

リハビリでけがを乗り越えた少年野球コーチの宮崎さん

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週1回、リハビリしている宮崎さん

シリーズ「院内で見つけたアスリート」は、前回に引き続いて、当サイトで人気の「スポーツ整形外科に聞け!野球肩って何?」でおなじみのスポーツドクター・岡村健司さんが理事長兼副院長を務める「医療法人社団 悠仁会 羊ケ丘病院」(札幌市豊平区月寒東1条19)での紹介。「羊ケ丘病院」はただ今移転新築中で、今年2月13日から厚別区青葉町3丁目で診療開始予定だ。現在も専門医師、専門リハビリ・スタッフがそろい、道内でもトップクラスの質の高い医療を提供しているが、新病院開業でさらにその内容がレベルアップする。肩、ひじ、手、首、足、腰、股関節、ひざといった身体の部位別に置かれている特別な存在として患者らからの信頼が厚い。岡村理事長自身が高校球児として活躍したが、不運にも肩を痛めて大好きだった投手をあきらめざるを得ない状況に追い込まれ、医者からも「野球をやめなさい」と言われ、失意のどん底に突き落とされた苦い経験がある。現在も朝野球などを楽しむ現役プレイヤーだ。「患者の気持ちがわかる」スポーツドクターとして広く知られている。

リハビリスタッフ全員がスポーツマン

手術・治療のあと、もっとも大切なのはリハビリだ。そのリハビリを担当するのがリハビリテーション科。科長で理学療法士の山崎肇さん(43)は骨・関節系専門。小学5年生から中学、高校までラグビー一筋の熱血漢だった。作業療法士の及川直樹さん(30)は、小学生のときは野球、中・高時代はバスケットボール、大学になって野球に戻る。朝野球チームの選手だ。橋本浩樹さん(26)は小学生から大学まで野球一筋。茨城県の高校では甲子園を目指した。阿久澤弘さん(31)は中学からサッカー、須貝奈美子さん(31)は小学生からバスケットボール。今も社会人チームで活躍している。工藤睦子さん(26)は小3で始めた柔道を貫き、何と2段の腕前だ。山崎科長以下、全員がスポーツを本格的に取り組んできたアスリートだ。それだけに、けがをした痛み、精神的な苦しみなど患者の立場になって、リハビリ治療にあたっているのが羊ケ丘病院整形外科チームの最大の特色だ。

シリーズ「院内で見つけたアスリート」

宮崎正光さん(22) 少年野球「札幌・大谷地東ドリームス」コーチ

5年前、札幌の琴似工業高で甲子園を目指して頑張っていた宮崎さん。2年生の秋に主将となり、「さあ、これから」という3年生の夏大会1カ月前になって肩の脱臼というアクシデントに見舞われた。再発を繰り返すといわれる脱臼は野球選手にとっては致命的なダメージだ。手術をして直したが、それによって100パーセント直るという保障はない。だが、野球大好きな宮崎さんは選手としてやっていくことはあきらめたが、「プレイヤーではいたい」と、リハビリに専念し、卒業後は指導者の道を選んだ。その後、札幌市内の朝野球チームでプレイヤーとして、心の底から野球を楽しんでいた。そんな矢先、再び肩の脱臼に襲われ、9月に羊ケ丘病院整形外科で手術をした。再脱臼にショックも大きかったが、順調な術後とリハビリに、将来の目標にヤル気も出てきたという。

2度の肩脱臼手術を乗り越えて

野球があったから、挫折することもなく2度の苦しいリハビリにも耐えられてきた、と宮崎さんは振り返る。「野球を通じて成長した」と、今の指導者人生に大きな財産になってい

るようだ。その土台を作ってくれたのが高校時代の恩師、野球部監督だった金子元先生(現・倶知安高)だ。主将に指名され、「自分の上達も大切だが、それよりチームをまとめる大切さを学んだ」と、チャンスを与えてくれた金子先生に今でも感謝している。それが少年野球の指導に役立っているという。リハビリは週1回通っている。今はプレイヤーとしてのリハビリを目指して順調に推移している。「ここ羊ケ丘病院整形外科のリハビリは、個々の回復度に合わせて専門スタッフが治療に当たってくれるので満足している」と、今後のスポーツ人生を託してリハビリに励んでいる。

(記者の目・中山 武雄) 1時間あまりのインタビュー中、宮崎さん口から何度も何度も「恩師から、仲間たちから、教えている子供たちから学んだ」という言葉が聞かれた。少年野球コーチでも、常に「子供たちとともに成長している」と、自身も一緒になって学ぶことを基本姿勢にしている。そして「感謝」という二文字もよく出てきた。ほんとに野球が好きなんだな、という雰囲気がびんびん伝わってきた。






ストライク発行人 大川

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当球団は、2020年秋に新監督が就任して新体制の下5年目に突入しました。
34才の監督のもと、30代のコーチなど若いスタッフ陣を中心に全力で選手達をサポート。
医療法人社団 履信会 のサポートを受けており、月に数回 履信会所属の理学療法士4.5名が選手達の可動域の計測や怪我防止のレクチャーなどをしていただいており、専門知識の元、怪我防止やリハビリなどに取り組んでおります。

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昨年は埼玉県・群馬県で開催の『関東大会』出場しています。
一緒に『全国大会出場』『中学硬式野球北海道 No.1チーム』を目標に頑張りましょう!

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【2024年度の主な戦績】○第11回 日本少年野球 北海道選手権大会 第4位○第22回 日本少年野球 東北大会 出場

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※北海道支部主催 全国大会

【長野県支部・神奈川県支部・山梨県支部・東京都西支部・北海道支部】
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 最上学年の子は全員出場します。

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●練習日
:土・日・祝   平日:火・金

●練習場所札幌手稲ボーイズ専用室内練習場/Googleで検索下さい札幌手稲ボーイズ専用球場/Googleで検索下さい

●時間 ※随時練習体験受付中です土・日・祝・午前の部 9:00~12:00 ・午後の部 13:00~16:00平日/火・金 ※室内練習場・18:30~21:00※ご都合の良い日時をお知らせください。 土・日・祝は終日希望もOKです。
 
複数名での参加もOKです。 

参加多数の場合 ご希望に添えない場合があることをご了承ください。

●持ち物現在ご使用のグローブ・スパイクまたはトレシュー等・飲み物・服装はユニフォーム

・練習着等問いません。動きやすい服装にていらしてください。
※室内練習場は換気を行いながらの活動なので、グラコン・ネックウォーマー・手袋など防寒対策もお願いします。

●連絡先監督:越中(えっちゅう)080-3239-1915
球団代表:桑原(くわばら)090-2051-8291

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