【動画付】札幌豊平リトル【小学、中学クラブチーム訪問】

冬季連に励む札幌豊平リトルリーグの選手たち
1月27日、冬季練習に励むリトルリーグの札幌豊平リトルリーグの選手たちを取材した。練習が行われていたのは札幌市東区中沼にある札幌医療保険大学・体育館を使用して行われていた。リトルリーグと学童野球の違いは使用するボールが違う。プロ野球選手と同じ硬式球を使用して行うことが最大の違い。しかしこの日は、見た目は硬式球そっくりだが 材質がやわらかいセーフティボールを使用して守備練習が行われていた。
チーム訪問は、札幌豊平を代表して数人の選手たちに来季へ向けた抱負を色紙にしたためてもらい主将・門馬正樹君(6年)が、チームの特徴や目標を動画で語ってくれました。
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この日はウォーミングアップの後、キャッチボールで充分に肩を作ってから、内野、外野、ちびっ子にそれぞれ分けられると内野はゴロ捕球から送球。外野はゴロ捕球に加えフライキャッチから送球までが繰り返された。外野手の金田 穣君(5年)は「ボールに向かって全力疾走することと返球はストライクを意識」と必死に白球を追っていた。ちびっ子たちはミニハードルを使用し俊敏性向上を目指したトレーニングが行われ、終始和やかな雰囲気で行われていた。
学童野球との違い
年齢(学年)による出場制限があり中学1年生が最終学年となる。中学1年、小学6年がメジャー。5年、4年、3年をマイナー。2年以下をジュニアとクラス分け。投手板から本塁まで14.02m(ちなみに学童野球は16m)。塁間は18.29m(学童野球23m)。両翼・中堅60.95m(学童野球70、80m)とサイズも学童野球に比べてコンパクトとなっている。
球数制限
投球制限11~12歳まで1日85球まで、9~10歳まで1日75球まで、7~8歳まで1日50球まで制限されている。また、66球以上投球した場合、4日間の休息が必要、試合で21球以上投球した投手は、その日の捕手を務めてはいけない等、細かな制限が設けられていた。
雑賀(さいが)監督に聞いた!

雑賀監督
昨年11月から監督就任となった雑賀龍也監督(53)にインタビューした。以前は公式審判員だった雑賀氏だったが、前監督が仕事の関係で監督を続けることが困難となった為、雑賀氏に白羽の矢が立った。
【選手構成】
6年:8人 5年:3人 4年:1人 3年生以下3人
Q1)普段の活動は?
A:土日祝だけです。シーズン中は雁来の河川敷にあるグラウンドで午前の9時から12時半まで行い、中身を濃くしてダラダラした練習は一切しません。
Q2)指導者は大勢いますが?
A:札幌豊平は学年コーチがいます。※発行人:技術指導だけではなく安全面も含めて目配せがあった。
Q3)投手の中心選手は?
A:荒川智徳投手(6年)、右の本格派で性格的にも投手向き。砂押海地投手(6年)、右投げでボールの勢いで投げるタイプで球質が重いのが特徴。
Q4)打の中心選手は?
A:小竹森 尋選手(6年)、昨年は1番もしくは3番を任せ左のアベレージヒッターとして活躍。彼が出塁しないと勝利に導けない。
Q5)昨年の新人戦はどうでしたか?
A:レベルはどこもどっこい、どっこい。昨年も全国出場を決めた全日本選手権大会へ3年連続出場できるよう頑張りたい。
Q6)雑賀監督が印象深い試合は?
秋季大会の札幌白石戦。どっちが勝ってもおかしくない試合だったが、ミスが重なり大量失点で敗れた試合。
◆新人戦(北海道連盟秋季大会)
札幌白石リトル戦(平成29年9月17日、旭川大雪LL球場)
札幌豊平
100020=3
30310×=7
札幌白石
(豊)雑賀-庄司
(白)山下-佐藤哲
▽本塁打:大塚(白)
▽三塁打:山下(白)
▽二塁打:砂押(豊)、佐藤哲、三澤、大塚(白)
【OBの活躍】
◆石坂大河投手 中3(札幌豊平東シニアー札幌豊平リトル)
左投げ・左打ち 今春から東京の創価高校へに進学を決め今後の活躍に注目だ!
4人の投手陣と2人の攻撃陣の名前が挙がった
★投手陣では2人の名前が挙がった。雑賀監督にはコントロール、スピード、経験、マウンド度胸、スタミナ、監督からの信頼度など5段階評価で選手を紹介。
◆荒川 智徳投手 6年 右投げ・右打ち
昨シーズンは6番・投手兼内野手として活躍した。身長160㎝、体重48㎏。
スピード⇒③ コントロール⇒③ 経験⇒③ マウンド度胸⇒③ スタミナ⇒③ 信頼度⇒③ 監督から一言:マウンドに上がったら、100%自分のボールを投げれるよう今から準備してください。
◆砂押 海地投手 6年 右投げ・右打ち
昨シーズンは2番・投手兼ニ塁手兼游撃手として活躍した。身長155㎝、体重42㎏。
スピード⇒④ コントロール⇒② 経験⇒③ マウンド度胸⇒③ スタミナ⇒③ 信頼度⇒③ 監督から一言:細かいことは気にせず、大胆になってほしい!
◆藤吉 大翔投手 5年 左投げ・左打ち
昨シーズンは5~6番・投手兼一塁手兼外野手として活躍した。身長153㎝、体重35㎏。
スピード⇒④ コントロール⇒② 経験⇒② マウンド度胸⇒② スタミナ⇒③ 信頼度⇒③ 監督から一言:コントロールが課題。この冬、フォーム改善で制球力アップ!
◆野澤 柚喜投手 6年 右投げ・右打ち
昨シーズンは4番・投手兼内野手として活躍した。身長154㎝、体重50㎏。
スピード⇒③ コントロール⇒③ 経験⇒④ マウンド度胸⇒④ スタミナ⇒④ 信頼度⇒④ 監督から一言:試合経験も豊富で試合を作れる投手。今シーズンも期待している。
★打撃陣では2人の名前が挙がった。投手陣同様、雑賀監督にバットコントロール、長打力、チームバッティング、ミート力、勝負強さ、監督からの信頼度を5段階評価で表してもらった。
◆小竹森 尋選手 6年 右投げ・左打ち
昨シーズンでは3番・捕手として活躍した。身長153㎝、体49kg。
バットコントロール⇒④ 長打力⇒③ チームバッティング⇒③ ミート力⇒④ 勝負強さ⇒④ 信頼度⇒④ 監督から一言:打席では自分が決める!と言うの強い気持ちで向かってほしい。
◆野澤 柚喜投手 6年 右投げ・右打ち
昨シーズンは4番・投手兼内野手として活躍した。身長154㎝、体重50㎏。
バットコントロール⇒③ 長打力⇒④ チームバッティング⇒③ ミート力⇒④ 勝負強さ⇒④ 信頼度⇒④ 監督から一言:打席では自分が決める!と言う強い気持ちで向かってほしい。
★思い思いの言葉を色紙にしたためた
※NGワードは全国優勝、全国制覇。もちろん大目標であることは 周知のこと、その大目標を実現するために、チームの中で自分は何をするべきかを問いた。

写真左から小竹森、門馬主将、佐藤
▼「 完全勝利 」主将・門馬 正樹選手 6年
身長157㎝、体重53㎏。右投げ・右打ち 持ち味:ムードメーカーとしてチームを盛り上げ、打撃では右方向へのバッティング!

「 完全勝利 」門馬主将
▼「 一球入魂 」小竹森 尋選手 6年
身長153㎝、体重49㎏。右投げ・左打ち 持ち味:守備と打撃では長打力。

「 一球入魂 」小竹森君
▼「 全力疾走 」佐藤 光輔選手 6年
身長165㎝、体重52㎏。右投げ・右打ち 持ち味:足の速さ

「 全力疾走 」佐藤君
協力:札幌豊平リトルリーグ