札幌選抜、タイブレーク制し全国4強入り!

全国ベスト4進出を決めた、札幌選抜=(写真・チーム提供)
札幌選抜は11日、1回戦で岩手選抜(岩手県)を下した姫路選抜(兵庫県)と2回戦で対戦し、七回タイブレークの末、札幌選抜が6‐5で姫路選抜を下し、全国4強入りを果たした。同チームは明日12日、11時から前年度優勝のISクラブ選抜(石川県)と決勝を懸け対戦する。北海道代表は過去2度挑戦し、昨年の旭川選抜の準優勝が最高だ。北海道選抜も4強入りを果たし、決勝で夢の北海道対決も現実味を帯びてきた!
◆札幌選抜メンバーはコチラ
がんばれどさん子!
◆2回戦(11日・佐野運動公園)
札幌選抜(北海道)
0010023=6
0003002=5
姫路選抜(兵庫県)
(札)岡田、久保(5回)、鳴海(7回)-鳴海、上林(7回)
(姫)武田-蒲田、北村(2回)
札幌選抜、タイブレーク制し全国4強入り!
阪神Jr.武田悠作投手(的形赤壁)を擁する姫路選抜(兵庫県)に苦戦を強いられる。札幌は三回、二死二、三塁の好機から1番・小林春輝(西琴似パンダース)が、レフト前へクリーンヒットを放ち三走・岡田樹和 (屯田ベアーズ)が、生還し欲しかった1点を先制。しかし四球と失策も絡めて3点献上し逆転を許した。
札幌は1‐3と2点を追う最終回の六回、二死から1番・小林のレフト前を足がかりに2番園部 新(東16丁目フリッパーズ)が、死球で出塁。3番・鳴海健臣(石山アトムズ少年団)の打席で初球、札幌ベンチが動く。ダブルスチールを決め二死二、三塁と好機を広げた。このスチール成功で一気に同点の機運が高まった。ここで鳴海が2球目をライト前に運ぶと三走に続いて二走の園部も生還し一気に同点とした。
大会規定により七回からタイブレーク制(一死満塁)が導入。先攻めの札幌は、敵失などで3点を奪い、七回裏の攻撃を2点に抑え接戦を制し全国ベスト4を決めた。
阪神Jr.武田
姫路選抜は抜群の制球力と緩急が持ち味の先発・武田投手との厳しい戦いを制し、明日決勝を懸け前年度覇者ISクラブ選抜(石川県)と戦い、道勢初の優勝を狙う!