新ステージ、中学野球に挑む札幌・北陽中の齋藤君
「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1、西6、北辰ビル2階)に通院する今月の「院内で見つけたアスリート」は、札幌・北陽中の新1年生、齋藤海晴君(12、1年)を紹介する。昨年9月、試合中のプレーでホームに滑り込んだとき、腰を強打してけがを負ってしまった(腰椎分離症)。大きなけがは初めてだったので気持ちも動転したが、家族と相談して評判の良い「たきうち整形外科スポーツクリニック」で治療を受けることにした。けが発症時は歩くのが精いっぱいだったが懸命のリハビリの結果、順調に回復して完治も見えてきた。「早くけがを治して、中学野球に挑みたい」と、新しいステージに意欲を高めている。

リハビリ治療を受ける齋藤君。月に10回程度、通院している

札幌・北陽中の新1年生、齋藤海晴君
▽齋藤 海晴(札幌・北陽中1年=163センチ、65キロ、一塁手・外野手)札幌・麻生野球少年団-札幌・北陽中軟式野球部
けがの治療からスタートすることになった中学野球。4月16日~18日に野球部見学会があり正式にはまだ入部していないが、齋藤君の心は固まっている。札幌・北陽中軟式野球部と言えば、全道中学軟式野球大会で優勝(平成26年度)するなど、強豪チームとして知られ、早く正式部員になって活躍したい気持ちはいっぱいだ。「まずけがを治すのが今のボクの一番の目標」と話す齋藤君。けが時は歩くこともままならなかっただけに、痛さもなくなった今の回復ぶりに明るさも取り戻した。
野球を始めたのは小学3年の秋。練習、試合のない休日はいつも父親の”特訓”を受けて、上を目指している。バッティングセンター、公園が格好の練習場だ。小学時代からファースト、外野手をしており、中学に入っても同じポジションを望んでいる。将来の目標はプロ野球選手と、でっかい夢を掲げて自身を鼓舞している。好きなプロ野球選手は北海道日本ハムファイターズの中田翔選手。同じ一塁手ということもあり、応援に熱が入っている。「けがが治ったら練習をいっぱいして、早く新チームのみんなと野球をやりたい」と願う齋藤君。これから始まる中学野球の新しいステージに心躍る毎日だ。
(記者の目・中山武雄)「自分の一番いいところは?」の質問に、「家事を手伝うことです」と即座に返って来たのには驚きました。その理由を聞くと、母親がけがをしているので日常の皿洗いなど家事の手助けをしているという。感心です。小学4年ごろから両親に言われて、ずーっとやってきたと言います。野球はチームワークのスポーツ、人の心を読むゲームでです。家族を思う気持ちは必ず野球につながります。
札幌都心部(中央区南1条西6丁目、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に知られている評判の整形外科病院。瀧内敏朗院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師を務めるなど、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。
また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な治療で日常生活への早期復帰をサポートしている。当サイト、ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球関係者、選手、監督ら指導者にも人気となった。
【ドクターのフォームチェック】(バックナンバー)
第1回「金子投手&高田投手」小樽シニア・岩見沢シニア所属当時
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時
第3回「立野投手」真栄ボーイズ所属当時
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匡希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時
第8回「渡辺佑汰」札幌中央ビクトリーズ所属当時
たきうち整形外科スポーツクリニックへの問い合わせはメール、info@takispo.jp、☎011-241-8405へ。携帯電話から受付可能な「シマフクロウ・コール」もある。
☆受付・診療時間☆
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~同8時(水曜日は夜の部のみ診療)
休診日=日曜・祝日、第2、4、5土曜日
※G・W期間の4月30日、5月3日、4日、5日は休診。2日は夜の部のみ診療
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック