全道ナンバーワン左腕・松浦慶斗

松浦慶斗(旭川大雪ボーイズ)
<注目選手企画>
発行人が取材先で見つけたひと際輝きを見せる選手を紹介する企画です。

札幌ドームで記録したこの日最速の134キロ
17日、札幌ドームで行われたFBC U15でボーイズリーグの旭川大雪ボーイズが初優勝を飾った。その中でひと際、大きく存在感を見せている左腕エース・松浦慶斗投手がマウンドにいた。
身長1メートル83、体重78キロと恵まれた体格を生かした投球は札幌ドームでMAX134㎞/hを連発した。
投げるボールはストレート、スライダー、カーブ、スプリット、スクリュウと球種は多彩で実力、素材ともに現時点で全道ナンバーワン左腕と言える。
学童時代は2015北海道日本ハムファイターズJr.で活躍。今後の活躍にも注目したい!
<血統も凄い!>
父・吉仁(よしと)さん(46)は、高校時代北海高で1988年春の甲子園大会と89年夏の甲子園大会出場。卒業後、社会人野球の山陽国策パルプ旭川硬式野球部で活躍され、本社の合併に伴い日本製紙が発足し、チーム名を『日本製紙旭川硬式野球部』に改称。2000年に同社石巻硬式野球部へ移籍し、後に監督を務めるほどの野球人だ。
母・美雅(みか)さんの妹・古谷理江(りえ)さんの次男・古谷優人(19)さんは2016年の夏の甲子園予選・北北海道大会へ出場し2回戦の旭川西戦でMAX154㎞/hを計測。
準々決勝の釧路工業高等学校との戦いでは8者連続を含む大会新記録の20奪三振を記録するなどして、チームを初のベスト4に導くなど注目を浴びその年、ドラフト2位で福岡ソフトバンクホークス入りを果たした。

松浦投手
◆松浦慶斗(まつうら けいと)
2003 (平成15) 年7月1日生まれ、15歳。宮城県石巻市出身。
石巻市立門脇小1年から門小ガッツで野球を始める。
中学では旭川大雪ボーイズに所属。身長1メートル83、体重78キロ。左投げ左打ち。
家族は両親と兄。