旭川大雪・初優勝!5‐4サヨナラ勝ち<FBC U15>

初優勝に輝いた旭川大雪ボーイズ =8月、札幌ドーム
FIGHTERS BASEBALL CHAMPIONSHIP U-15最終日は17日、準決勝と決勝が札幌ドームで行われ、旭川大雪ボーイズと札幌大谷シニアの決勝を行い、旭川大雪が七回裏、5‐4でサヨナラ勝ちし、2度目の挑戦で初優勝を飾った。
初回、5番・河野蒼太(近文レッドライナーズ出身)のタイムリーで2点先制。
四回に1点。3‐1と2点差で迎えた七回表、まさかの3点を奪われ逆転を許すもここまで1人で投げ抜いてきたエース松浦慶斗(3年・新富野球少年団出身)が七回裏、犠飛で同点。
さらにサヨナラ押し出し四球で熱戦にけりをつけた。
※FBC U15のダイジェストは後日、ストライクYouTubeチャンネルで紹介させていただきます。
◆決 勝:旭川大雪×札幌大谷の記録はコチラ
◆準決勝:旭川大雪×札幌真駒内の記録はコチラ
◆準決勝:札幌大谷×札幌豊平東の記録はコチラ
~初優勝に輝いた旭川大雪にインタビュー~
◆西大條敏志監督(51)
「今夏行われたボーイズの全国大会で2つ勝ってベスト8に入れたのが自信になって戦えたと思う」と選手たちの成長に目を細めた。
~チームを支え続けた~
◆主将・花田海翔選手(3年・共栄ワンダーズ出身)
「このチームで、それも札幌ドームで、全力で楽しむことができいつも通り最後笑って終わることができた」と笑顔で有終の美を飾った。
~同点犠飛と七回完投でチームをけん引~
◆松浦慶斗投手(3年)
「あの打席は一番集中できた」と七回裏の同点犠牲フライを振り返った。

応援席へ勝利の報告をする旭川大雪ボーイズ
札幌大谷、七回粘り見せる!

七回表、一時起死回生の逆転打を放った石鳥
札幌大谷は七回、石鳥 颯(3年・エルムファイターズ)の一打が札幌大谷ベンチを一番沸かせた!
これまで不振に仰いでいた石鳥がチームの危機を起死回生のセンターオーバーとなるタイムリー三塁打で一時逆転し、その裏0に抑えればという局面だったがリリーフの江口聡一郎(3年・真栄ビクトリー出身)は想像以上のプレッシャーの中、自分のボールをコントロールできず最後に力尽き、初優勝はならなかった。
しかしこの悔しさを高校野球でしっかりと晴らしてくれるはずだ。
がんばれ札幌大谷ナイン。