札幌大谷・太田、完投で4強導く!

5年ぶり4強へ導いた太田投手(札幌大谷)=(写真・4日付け、道新スポーツより)
◆第71回秋季全道高校野球大会
▽準々決勝・札幌大谷5-1白樺学園=(3日、札幌円山)
札幌大谷、5年ぶり4強入り!
4日付の道新スポーツによると札幌大谷が5-1で白樺学園を下し、5年ぶりの4強入りを決めた。
先発した太田流星(2年・札幌大谷シニア-菊水ベアーズ出身)が、10奪三振1失点の好投で勝利に導いた。初のセンバツ甲子園を目指す同校は5年前、決勝で駒大苫小牧に阻まれた借りを忘れていない。
同校は6日、準決勝で駒大苫小牧と対戦する。
中学時代も今と変わらず抜群のコントール
右のサイドスローからコントロール良く投じる太田投手は中学時代から変わっていない。同学年で本格派エース・西原健太投手の存在もあり、2番手投手としての立ち位置であったが、当時から抜群の制球力を武器に試合毎に安定感は増し指導者からの信頼も厚かった。
2年前、中学硬式のリトルシニア春季大会・決勝トーナメント2回戦では抜群のコントロールを買われ優勝候補の札幌新琴似シニア戦に先発投手として抜擢され、見事期待に応えるだけのピッチングを披露してみせた。
日本選手権道予選・決勝でも余市シニアの綿路翔英投手(1年・駒大苫小牧-余市シニア-黒松内スターズ出身)との投げ合いで8-1と味方の援護もあり勝利し、優勝に大きく貢献した。
学童時代はオールスター選手として活躍
学童時代は札幌市白石区の菊水ベアーズに所属し、当時白石区のオールスター選手として選ばれるほどだった。
同オールスター選手には野島 丈(2年・札幌第一-札幌羊ヶ丘シニア-白石Jr.フェニックス出身)、釜萢大司(2年・札幌大谷-札幌大谷シニア-エルムファイターズ出身)、辻本倫太郎(2年・北海-札幌南シニア-東札幌ジャイアンツ出身)、渡辺颯斗(2年・北海-札幌北シニア-東札幌ジャイアンツ出身)、佐々木慧(遠軽-日章中野球部-本郷イーグルス出身)らがいた。
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