JR北海道クラブ・西嶋が引退<8年前を思い出す>

東海大四高時代の西嶋投手=(写真・2014年夏の甲子園大会より)
社会人野球のJR北海道クラブの西嶋亮太投手(22、東海大四高ーとかち帯広シニア出身)が、今季限りで引退することが13日付けの道新スポーツでわかった。
西嶋は2014年夏の甲子園大会に東海大四高のエースとして出場し、1回戦で優勝候補の九国大付属を相手に超スローボール・球速50キロ台の超スローカーブを投げて話題となり全国的に注目を集め、その年最も記憶に残る投手となった。
卒業後15年にJR北海道入りし、17年に内野手へ登録変更。今季再び投手に転向していた。
◇西嶋 亮太(にしじま りょうた)
右投げ・右打ち 身長169センチ、体重62キロ
高校時代から抜群のコントロールと140キロのストレートとキレキレのスライダーを武器にチームをけん引した。
~西嶋投手、中学時代の秘話~
中学時代・とかち帯広シニアに所属。中学2年秋、秋季全道新人戦に挑んだ同チームは、12人の最少メンバーで臨みまさかの準優勝の活躍を見せた。
今でかつてそんなチームが有ったであろうか!?
まさに金メダル匹敵する光り輝く銀メダルを当時、掴んだとかちナインだった。
その中でも孤軍奮闘した西嶋は、リーグ戦はもちろん決勝トーナメントの決勝まで1人で投げ抜いた。当時から『小さな大エース』だったと言える。
さすがに三連投目の決勝は、小樽打線につかまってしまったが当時から記憶に残る投手だった。
学童時代の小学6年の年末に行われたNPB12球団ジュニアトーナメントへ出場した2008日本ハムJrにも選ばれる逸材で、当時は遊撃手として活躍した。
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