函館選抜、2度目の挑戦で初優勝!<EZO 2018>

秋晴れの下、初優勝の函館選抜・西川監督が宙に舞った=4日、とましんスタジアム
函館選抜が念願の全道一に輝き全国大会出場を決めた!
11月3から4日まで苫小牧市で開催された北海道学童軟式野球都市対抗戦EZO CITY THE BATTLE 2018(北海道チャンピオンシップ協会/主催)に函館選抜チームは2度目の出場で、初優勝を果たした。
最優秀選手賞には塚本千尋(6年・潮見ジュニア)が選ばれた。
同チームは2019年2月に兵庫県淡路島で行われる第4回全日本選抜小学生野球選手権淡路大会へ北海道代表として出場する。
3位は帯広選抜、苫小牧選抜となった。
<お知らせ>
2日間の取材で取り留めた写真をフォトグラフで近日、紹介させていただきます。
◆大会結果はコチラ
◇決勝
函館選抜
301126=13
110000=2
岩見沢選抜
(六回コールドゲーム)
(函)塚本、大槌(3回)-能戸
(岩)佐藤澄、広瀬(3回)、佐々木(5回)、荒木(6回)-北川
▽本塁打:能登、本間、大槌(函)
▽二塁打:本間、三谷2(函)北川(岩)
函館選抜、強打で全道制す!
リーグ戦で優勝候補の小樽選抜を逆転で下し、決勝トーナメント進出を決めた函館選抜は競技2日目の4日、初戦で北広島選抜を9-1で下すと準決勝の帯広選抜を3-1で退け迎えた決勝は、苫小牧選抜との激闘を制した岩見沢選抜と対戦。
函館選抜は初回、一死三塁から3番・本間 晴(6年・谷川スポーツ少年団)が、ライトオーバータイムリー二塁打で先制。次打者が倒れて二死三塁から5番・能戸優雅(6年・潮見ジュニア)が、これもライトオーバーとなり納戸も一気にホームに生還しこの回一挙3点を奪った。
結果これが決勝点となった。
三回、四回、五回とたて続けに加点し、岩見沢を突き放した。
投げては塚本、三回からは大槌佑希(6年・高丘にれの木)の継投で岩見沢打線の追撃を封じ勝利へ導いた。

最優秀選手賞の塚本投手(函館)

殊勲賞に輝いた手代森(函館)、写真左は北川捕手(岩見沢)。
昨年、予選リーグ敗退で学んだ右打ち
昨年は予選リーグ敗退。
西川博樹監督(49)は「昨年、アウトコースが全然打てなかった。全道までくるとしっかりとコースに投げ込む投手ばかり」と当時を振り返る。
同チームは9月にチーム結成後、土日の18時~21時まで北斗市運動公園や西桔梗球場のナイター設備を利用し、連係プレイや右打ちの練習を徹底して行った。
平日は毎週金曜日、中学硬式野球の函館港西シニアの室内練習場を借り18時から21時まで徹底した右打ちの打撃練習を行った。
西川監督は「選手は練習以上に打ってくれた。初の全国、子供たちと一緒に楽しんでいきます」と笑顔を見せた。

初優勝の函館選抜チーム
岩見沢選抜、決勝力尽きる
予選リーグを勝ち上がった岩見沢は競技2日目の4日、決勝トーナメント1回戦で強豪・旭川選抜を3-0で下すと準決勝で地元・苫小牧選抜相手に八回タイブレークの末、3-2で決勝進出を果たす。
決勝では力尽き涙した。

準優勝の岩見沢選抜チーム
<表彰選手>
最優秀選手賞:函館選抜・塚本千尋(6年・潮見ジュニア)
殊勲賞:岩見沢選抜・新谷颯太(6年・長沼Fイーグルス)
敢闘賞:苫小牧選抜・大上和真(6年・北光ファイターズ)
敢闘賞:帯広選抜・木谷祭主(6年・明星花園シャークス)
優秀選手賞:函館選抜・本間 晴(6年・谷川スポーツ少年団)
優秀選手賞:岩見沢選抜・徳田慎之助(6年・岩見沢Fイーグルス)
優秀選手賞:苫小牧選抜・小熊梓龍(6年・ときわ澄川ライオンズ)
優秀選手賞:帯広選抜・小松龍太(6年・明和ブルーサンダース)

第3位の帯広選抜チーム

第3位の苫小牧選抜チーム
協力:北海道チャンピオンシップ協会