とかち帯広シニア・松田、花咲徳栄 合格

松田投手、春季全道大会より
シリーズ『2019道外で高校球児を目指すどさんこ』第4弾
中学硬式クラブチームのとかち帯広リトルシニアで投打の軸として活躍した松田和真投手(中3年・中札内パワーズ出身)が、2017年の夏の甲子園大会で埼玉県勢として春夏通じて初優勝を飾った花咲徳栄高に推薦入試で合格していたことが17日の取材でわかった。
昨シーズンまで松田君は恵まれた体格を生かしてとかち帯広の投打の柱として活躍。
<松田君に3つの質問>
Q1)進学を決めた最大の理由
「野球だけでなく、人間的にも成長させてくれるような環境であり、監督の素晴らしい考えに魅了され進学を決めました」と松田君。
Q2)高校野球に向けて
「自分にとって多くの困難があると思いますが、常に挑戦という文字を胸に頑張っていきます」と春からの高校野球を見据えた。
Q3)学童・中学でともに戦った仲間へ
「私が対戦したすべての人がライバルだと思っています。お互いに辛いことや不安なこともあると思いますが甲子園で再会できるよう切磋琢磨して頑張ろう」と自らに鼓舞するようエールを送った。

写真左から竹澤君、松田君
<とかち帯広リトルシニアの仲間>
中学3年生4人の内、公立進学希望は2人。
私立に進む松田君に加え元主将の竹澤朋輝捕手(3年・芽室西イーグルス出身)は昨夏、第100回夏の甲子園大会で南北海道代表として出場した北照高校へ進学予定だ。
二人はガッチリと握手を交わしともに活躍を誓った。
竹澤君は「自分の持ち味、何事にも一生懸命取り組んでレギュラーを掴み、よしまさ(松田)と再会できるよう頑張りたい」と高校での活躍を誓った。

スイングスピードに挑戦した松田君。
〇松田 和真投手(まつだ よしまさ)
2003 (平成15) 年8月20日生まれ、15歳。
紋別市出身。
出生時は3,368グラム
紋別市立潮見小2年から潮見アトムズで野球を始める。
5年生から中札内村立中札内小学校へ転向し、中札内パワーズへ。
5年時、太陽杯全道大会・準決勝で緑丘ホーマーズに涙するも全道ベスト4までチームをけん引。
◇4強決まる!中札内、緑丘、岩見沢南、永山西<2014年9月>
発行人「当時からひと際、大きかった松田君はその頃から注目選手だった」
6年時には2015日本ハムジュニアに選出。
中学ではとかち帯広リトルシニア所属。
中学2年時、日・台親善野球大会に出場した北海道選抜メンバーにも選ばれた。
中学3年時は、第3回北ガス杯全道野球大会・全道3位が最高。
投手兼一塁手として打線では4番を務めた。
憧れのプロ野球選手は、大谷翔平投手。
身長180センチ、体重88キロ。
スイングスピード:135キロ
右投げ右打ち。
家族:両親と兄の4人家族。
◆花咲徳栄高等学校
通称は「徳栄」(とくはる)もしくは「花咲徳栄」(はなさきとくはる)。
花咲徳栄は2017年に行われた第99回全国高校野球選手権大会へ3年連続5回目出場で埼玉県勢として初となる夏の甲子園優勝を果たした。
<関連記事>

アンケートに協力してくれた松田君