旭川大雪ボーイズ(A)3連覇飾る!

サヨナラ勝ちに喜びを爆発させる旭川大雪ナイン<アシックス旗>=1日、札幌スタジアム
◆アシックス旗争奪第28回春季北海道大会
▽決勝・旭川大雪ボーイズ(A)2-1札幌豊平ボーイズ(A)=1日、札幌スタジアム
◇イニングスコアは下記にて紹介させていただきます。
【速報】決勝・札幌豊平(A)×旭川大雪(A)
好機生かして3連覇!
旭川大雪は0-1と1点追う五回、先頭の6番・大渕路偉(3年・猿払村アタッカーズ出身)レフト前でチャンスメイクすると次打者が倒れ8番・山室孝太(3年・旭稜野球少年団出身)が、ライト前でつなぐと8番・佐竹帝河(3年・近一チャンレンジャー出身)が、四球を選び一死満塁とすると1番・広川稜太(3年・永山西クラブ出身)の内ゴロの間、三走・大渕が生還し1-1の同点。
1-1で同点で迎えタイブレークもよぎる中七回、二死から9番・佐竹が、四球を選ぶと二盗も決め一打逆転サヨナラの場面を演出!
ここで前打席で打点を挙げている1番・広川が勝負強くレフトの藤澤快世(2年・伏見カーディナルス出身)の横を抜くタイムリーヒットを放ち俊足の佐竹が生還し、2-1でサヨナラ勝ちを収めた。
投げては先発・山室投手が三回で8安打打たれるも1失点と粘りに粘った。
四回から池田翔哉投手が四回2安打と0に抑え反撃を許さなかった。
西大條敏志監督(52)は「先発の山室が7安打されても1点に抑え、五回で追いつけたのが大きい。選手たちには勝ってうぬぼれることなくこの優勝をキッカケにさらに精進してもらいたい」と益々の成長を願った。
広川は「準決勝で豊平B戦からバッティングの感じが良くなってきた、打席では絶対打ってやると打席に立った」と振り返った。

七回裏、決勝打を放った広川選手<アシックス旗>=1日、札幌スタジアム
〇広川稜太(ひろかわ りょうた)
旭川大雪ボーイズ 3年
右投げ・右打ち
172センチ、67キロ
広い守備範囲とパンチ力のあるバッティングが持ち味。
昨シーズンも2年生ながら試合経験もあり、今シーズンはもちろん中心選手。
学童時代は旭川の永山西クラブに所属し、6年時では旭川選抜チームの一人として全日本選抜小学生野球選手権淡路島大会・準優勝に貢献した。
目標は「ジャイアンツ出場。さらに全国優勝」とキッパリ掲げる。

決勝のホームを踏む佐竹<アシックス旗>=1日、札幌スタジアム

先発した山室投手<アシックス旗>=1日、札幌スタジアム

エース池田投手<アシックス旗>=1日、札幌スタジアム

優勝した旭川大雪ボーイズ(A)<アシックス旗>=1日、札幌スタジアム
札幌豊平ボーイズ、あと一本に涙
札幌豊平は初回、二死から3番・佐藤亮介(3年・常盤ハリケーン出身)が、センター前を放つと続く4番・工藤敦斗(3年・木の花ブラックジャガーズ出身)が、センター前を放つと二走・佐藤が一気に生還し1点先制した。
しかしその後、度重なる好機を作るも一本が出なかった。
少しずつ流れが旭川大雪へと傾いて行ったように感じる。
悔しさを胸に夏にリベンジを誓う。

先発した井尻投手<アシックス旗>=1日、札幌スタジアム

扇谷投手<アシックス旗>=1日、札幌スタジアム

準優勝の札幌豊平ボーイズ(A)<アシックス旗>=1日、札幌スタジアム
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◇【1日速報】アシックス旗
第3位に旭川大雪ボーイズ(B)

第3位の旭川大雪ボーイズ(B)<アシックス旗>=1日、札幌スタジアム
第4位に札幌豊平ボーイズ(A)

第4位の札幌豊平ボーイズ(B)<アシックス旗>=1日、札幌スタジアム
次こそは咲かせてください勝利の華を!
協力:ボーイズリーグ(公財)日本少年野球連盟 北海道支部