千歳シニア、乱打戦制し1勝

応援席に勝利の報告をする千歳ナイン=1日付、札幌スタジアム
◆第47回日本選手権北海道大会 兼 第30回道新スポーツ杯夏季全道大会
▽リーグ戦・千歳シニア14-7釧路シニア=1日、札幌スタジアム
千歳は15安打14得点を挙げ14-7で釧路を六回コールドゲームで退け、リーグ2戦を1勝1敗に戻した。
千歳は7-7の同点で迎えた四回、先頭の2番・井上煌大(3年・北陽レッドイーグルス出身)が、左中間を破る三塁打で好機を作ると3番・花見柊青(3年・千歳C・Sライズ出身)が、ライトオーバータイムリー二塁打で1点勝ち越した。
結果これが決勝点となった。
さらに7番・酒井幹輝(2年・北陽レッドイーグルス出身)、8番・佐々木柚(3年・千歳C・Sライズ出身)らのタイムリーでこの回一挙4点を奪った。
五回には5番・満永秀誠(3年・占冠クラブ出身)の2点タイムリーで6点差と突き放すと続く六回、9番・國本優輝(3年・北陽レッドイーグルス出身)のタイムリーで試合を決めた。
投げては廣松大翔投手(3年・千歳C・Sライズ出身)、佐々木柚投手(3年・千歳C・Sライズ出身)、蓬田大和投手(3年・北陽レッドイーグルス出身)らの継投で粘る釧路を振り切った。
<関連記事>

蓬田投手(千歳)

ベンチ前の千歳ナイン=1日付、札幌スタジアム
釧路は2点差を追う四回、一死二、三塁の好機を作ると4番・谷藤創太朗(2年・湖畔ビクトリー出身)の内ゴロが、ホームでのクロスプレーとなるも三走・小西愛斗(3年・湖畔ビクトリー出身)が生還。
さらに一死二、三塁が続き5番・山村幸生(3年・青葉スターズ出身)も内ゴロで三走・田中慎之助(3年・中央光陽ブルーファイターズ出身)が生還し遂に7-7の同点に追いついた。
しかし四回、五回、六回と失点を許し涙した。

鈴木投手(釧路)=1日付、札幌スタジアム

試合中盤まで互角の戦いを見せた釧路ナイン=1日付、札幌スタジアム