厚別アトムズ、接戦制し2回戦進出

2回戦進出を決めた厚別アトムズ少年団=9日、山本球場
◆太陽杯第26回全道少年軟式野球選抜大会石狩支部厚別区予選(新人戦)
▽1回戦・厚別アトムズ少年団6-5小野幌ライオンズ=9日、山本球場
厚別アトムズが終盤粘りを見せる小野幌ライオンズを6-5で振り切り2回戦進出を果たした。
同チームは15日に行われる2回戦で青葉シャークスと準決勝進出を懸け対戦する。
厚別は3-3の同点で迎えた四回、2四死球に乗じて無死二、三塁の好機から7番・小倉誠志朗(5年)が、レフト前タイムリーで1点勝ち越すと続く8番・酒井愛斗(5年)が、センターオーバーとなる2点タイムリー二塁打でこの回一挙3点を奪い6-3と突き放した。
投げては先発・岩田康誠投手(5年)、五回途中から韮崎悠宇投手(5年)の継投で粘る小野幌打線を5点に抑え逃げ切った。
接戦を戦い終えた高橋 淳監督(37)は「先はあまり考えずひとつ一つ戦っていきます」と次戦を見据えた。
同大会優勝チームが厚別区代表として石狩支部予選へ出場する。
▽1回戦
小野幌ライオンズ
02102=5
1023x=6
厚別アトムズ少年団
(小)田島-井上
(厚)岩田、韮澤(5回)-遠藤
▽二塁打:井上(小)、韮澤、酒井(厚)

先発の岩田投手(厚別アトムズ)
小野幌は3点を追う五回、2四球に乗じて犠打で一死二、三塁とすると次打者倒れあとが無くなったところで4番・井上豪琉(5年)が、期待に応えセンター前タイムリーで1点。
尚も井上が二盗を決め二死二、三塁から相手バッテリーミスで三走・工藤桔平(4年)が、ホームへ生還しこの回2点目。
あと1点に迫るも後続が倒れ涙した。

1回戦に挑戦した小野幌ライオンズ=9日、山本球場
次こそは咲かせてください勝利の華を
協力:厚別区少年軟式野球連盟