美園スラッガーズ、全道てっぺん目指す!

優勝の美園スラッガーズ=(写真・チーム提供)
◆ホクレン旗争奪第37回北海道少年軟式野球選手権大会 胆振支部予選大会
▼決勝・美園スラッガーズ(苫小牧)10-2水元少年野球部(室蘭)=29日、室蘭少年野球場
全道頂点を目指す!
美園は2-1と1点リードで迎えた四回、先頭の6番・伊藤響稀(6年)がセンター前と二盗。
次打者倒れて8番・野澤颯太(5年)が犠打で二死三塁とすると相手バッテリーミスで三走・伊藤が生還し加点した。
結果これが決勝点となった。
さらに五回、6番・伊藤の2ラン本塁打などで4点。
続く六回には3番・林拳士朗(6年)、4番・大島康太(6年)らのタイムリーで一挙3点を奪いダメを押した。
投げては小森宥輝投手(6年)、高橋睡蓮投手(6年)の継投で2失点に抑え勝利した。
決勝で戦った両チームは8月3日から札幌市で行われるホクレン旗全道大会へ胆振支部代表として出場する。
佐藤靖浩監督は「今年は6年生が6人と平成26年時にホクレン旗第3位となって以来6年生が多い。全道では一戦一戦大事に平成26年大会以上を目指したい」と意気込んだ。
尚、3位の飛翔スワローズが8月14日から札幌ドームで行われるFBC U12全道大会へ胆振支部代表として出場することも決まった。
◆決勝
美園スラッガーズ
002143=10
100001=2
水元少年野球部
(六回コールドゲーム)
(美)小森、高橋-近澤
(水)八木、杉江、松本-松本、杉江
▽本塁打:伊藤(美)
▽二塁打:大島(美)
水元少年野球部、決勝で涙
水元は初回、一死から2番・八木幸輝が、レフト前とバッテリーミスで二進。
続く3番・佐藤 起の内ゴロが敵失誘い一死二、三塁の好機を作ると4番・松本健汰が、レフトへの犠飛で先制した。
しかし三回以降、毎回得点を許し1-10と9点差を追う六回に1点返すも中盤以降の失点が響き涙した。

代表の水元少年野球部=写真・チーム提供