静内ホワイト、大逆転で2回戦進出! 拓勇初戦で涙<南大会>

大逆転で勝利した静内ホワイト☆スターズ=13日、オーシャンスタジアム
◆高円宮賜杯 第39回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント南北海道予選大会
▼1回戦・静内ホワイト☆スターズ(日高)8-7拓勇ファイターズ(苫小牧)=(13日、オーシャンスタジアム)
静内、土壇場で打線爆発!
静内は4-7と3点を追う七回最終回、一死から1番・古沢持恩(6年)がレフト前、2番・樋渡隼輔(6年)が三塁強襲内安、3番・中村収汰(6年)がセンター前とつなぎ満塁。
続く4番・伊藤賢渉(6年)が、ライト線を破るタイムリーで2者が生還し6-7と1点差に迫った。
尚も一死二、三塁と逆転の機運が高まる中、5番・二木二朗(5年)の内ゴロがホームへの悪送球を誘い三走・中村に続き二走・二木が生還し、土壇場で8-7とサヨナラ勝ちを収めた。
同チームは14日、2回戦で地元・上磯有川(函館)とベスト4進出を懸け対戦する。
小葉松良方監督(55)は「最終回、3点差と厳しかったが選手たちが諦めずやってくれた。明日もひとつ一つ自分たち野球をするだけ」と次戦に向け邁進を誓った。
◆イニングスコアはコチラ

古沢投手(静内)
拓勇ファイターズ、初戦で涙
拓勇は七回10安打7得点を奪う強力打線で自分たちの力を発揮。
しかし最終回、拓勇を上回る静内打線の勢いの前に涙した。
同チームは全日本学童の夢は途絶えたが7月26日から埼玉県三郷市で行われる第37回少年軟式野球世界大会東京予選へ北海道代表として出場する。
世界大会出場を目指して頑張ってもらいたい!
敗れれはしたが1番・横谷 塁(6年)、松田紘英(6年)の打撃は際立った。
今後も<注目>したい選手だ。

惜しくも初戦で涙した拓勇ファイターズ=13日、オーシャンスタジアム
協力:北海道軟式野球連盟・函館支部