室蘭祝津、初戦5-1で飾る! 蘭越1回戦で涙<南大会>
◆高円宮賜杯 第39回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント南北海道予選大会
▼1回戦・室蘭祝津少年野球部(室蘭)5-1蘭越野球スポーツ少年団(後志)=(13日、オーシャンスタジアム)
室蘭祝津が1-0と1点リードで迎えた四回、敵失に乗じた走者を生かして一死三塁の好機から7番・佐竹祥太(4年)が、スクイズを決め1点先制。
結果これが決勝点となった。
続く五回には先頭の1番・工藤希介(6年)が、ライト柵越えとなるソロ本塁打など3点を奪い突き放した。
投げては先発・冨澤悠斗投手(6年)が、粘る蘭越野球を七回10安打を許すも1点に抑え勝利した。
五十嵐扶光生監督(53)は「この勢いで決勝まで行けるよう頑張りたい」と笑顔で意気込んだ。
<今日のホームラン>
○工藤希介(くどう きすけ)
6年 捕手
右投げ、左打ち
五回表、先頭の1番・工藤はインコース寄りの真ん中を引っ張ると打球は大きな放物線を描きライト柵越えとなる本塁打で放ちチームに勢いをつけた。
今シーズン5本目となるホームランに「明日も緊張せず全力プレーします」と次戦を見据えていた。
憧れは東京ヤクルトスワローズの山田哲人内野手。
「コースに逆らわず打っているところが凄い」と目を輝かせた。
小学2年の頃、2つ上にいた幼馴染の影響で祝津少年野球部で野球を始めた。
身長148センチ、体重37キロ。
家族は両親と姉と双子の兄。
◆イニングスコアはコチラ
蘭越野球、1回戦で涙
蘭越は0-2と2点を追う五回、一死から死球に乗じて二盗とボークで三進の好機。
次打者倒れ5番・小林将五(6年)が、ライト前タイムリーで1点奪うも10安打放つもこの1点に抑えられ涙した。
敗れはしたが3番・森川陽友(6年)は3打数3安打。
すべてレフトオーバーの長打力を披露した。
今後も<注目>したい選手だ。
協力:北海道軟式野球連盟・函館支部