三笠、接戦制し2回戦進出!緑苑台初戦で涙<南大会>

初戦、勝利を飾った三笠スピリッツナイン=13日、北斗市運動公園
◆高円宮賜杯 第39回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント南北海道予選大会
▼1回戦・三笠スピリッツ(南空知)3-2緑苑台ファイターズJr.(石狩)=(13日、北斗市運動公園野球場)
0-0で迎えた三笠スピリッツは四回、7番・甲斐大翔(5年)の2ラン本塁打などで一挙3点を奪い先制。
六回に2点を奪われ3-2。
七回には二死三塁のピンチ招くもと1点差で逃げ切り勝利した。
藤本和宏監督(42)は「あすは空知対決なので負けられない」と意気込んだ。
同チームは7月20日から行われるFBC U12空知支部予選でも対戦する予定だ。
◆1回戦
緑苑台ファイターズJr.(石狩)
0000020=2
000300x=3
三笠スピリッツ(南空知)
(緑)石川-髙井
(三)瀬戸、斉藤-斉藤、糸田
▽本塁打:甲斐(三)
▽二塁打:大滝、髙井2、石川、川辺(緑)
<今日のホームラン>
○甲斐 大翔(かい ひろと)
5年 一塁手
右投げ、右打ち
この日は先発7番で出場し、第一打席はライト前ヒット。
第二打席、生涯初めてのホームランを放つと試合後「すごくうれしい。明日はクリーンヒット打って守備でも活躍して勝ちたい」と自身の活躍とチームの勝利を誓った。
憧れは北海道日本ハムファイターズの中田 翔内野手。
「中田のように活躍する選手になりたい」と目を輝かせた。
小学3年の冬に、三笠スピリッツに入団するも成長痛がひどく一時退団。
小学4年夏、再び三笠スピリッツに入団した。
身長149センチ、体重45キロ。
家族は両親と姉と弟。

甲斐君(三笠)
緑苑台、初戦で涙
緑苑台は2-3と1点を追う七回、二死から3番・髙井大輔(6年)がこの日2本目となる二塁打で好機作ると次打者敵失で一、三塁とさらに好機作るも後続が倒れ無得点で涙した。
敗れはしたが3番・髙井大輔捕手(6年)、4番・石川 宗投手(6年)ら緑苑台バッテリーに
今後も<注目>したい。

1回戦に挑戦した緑苑台ファイターズJr.=13日、北斗市運動公園
協力:北海道軟式野球連盟・函館支部