旭川大雪、3年連続の春季全国大会目指す!

旭川大雪ボーイズ
中学硬式野球・ボーイズリーグの第28回 北海道支部 秋季リーグ戦が28日、野幌運動公園で2試合行われ第一試合の旭川大雪ボーイズが4-0で札幌手稲ボーイズを下し、負けなしの6勝1分とし最終・とかち道東ボーイズ戦を残すのみとなった。
第二試合はこの日2試合目となる札幌手稲が札幌ボーイズを12-3で下し、4勝3敗とした。
同チームは秋季北海道選手権大会(全国予選)では昨年までの2年連続優勝を成し遂げ、全国大会出場の常勝チーム!
今年も当然ながら、3年連続全国出場を目指す!
全8戦の内、7戦を戦い終えた西大篠敏志監督(53)は「試合慣れさせることが一番。その中で勝ちも付いてきている。本人たちもドリスポに負けて感じることもあり、修正して頑張っている」と選手たちのこれまでの頑張りを口にした。
旭川大雪は0-0で迎えた二回、一死から6番・近 豪己(2年・東光サンボーイズ出身)が、ライト前と二盗で一死二塁のチャンスから続く7番・渡辺翔悟(2年・北野野球少年団出身)が、ライト前タイムリーを放ち1点先制した。
結果これが決勝点。
三回に2点、六回にも渡辺のタイムリーで4-0と突き放した。
投げては先発・田澤慶朔(2年・東光サンボーイズ出身)、七回に伊知地 晴(2年・東聖イーグルス出身)の完封リレーで勝利した。
田澤投手は「最近、投げ込みをあまりしてなかったので心配な部分はあったが0点に抑えるよう心掛けた。ストレートを軸にチェンジアップを混ぜて組み立てた。今後もチームに貢献できるよう頑張りたい」と今後の活躍も誓った。

田澤投手(旭川大雪)
決勝打を放った渡辺は「最初の打席では先制点を絶対取るつもりで打席に入った。六回のタイムリーはその前の打席でバント失敗してしまったのでつなぐことを意識した」と試合後、振り返った。
札幌手稲、好機作るもあと一本に涙
札幌手稲は初回、二回、三回、七回と二塁まで走者進めるもこの日は三塁までが遠く無得点。
強豪相手に好機作るも涙した。

旭川大雪戦の札幌手稲ナイン
この日、ダブルヘッダーとなった同チームは第二試合で札幌ボーイズと対戦し、若菜健太投手(2年)、笹田涼太捕手(1年・新川ファイヤーバード出身)のバッテリーで挑み12-3で勝利した。