札幌選抜チーム、決勝進出!<EZO BATTLE>

決勝進出を果たした札幌選抜ナイン
北海道学童軟式野球都市対抗戦~EZO CITY THE BATTLE2019~の準決勝が3日、東川町民運動公園野球場Aで行われ札幌選抜チームが6-5の接戦を制して旭川選抜チームを破り、2年ぶり2度目の決勝進出を果たした。
同チームの予選での戦いは2日に行われた予選1次リーグで檜山選抜に10-2、続く西胆振選抜に3-0で勝利。
3日、準決勝前に行われた予選2次リーグでは留萌選抜を9-2で退くと続く後志選抜を7-0で下した。
同チームは12月8日、札幌市つどーむで苫小牧選抜チームと来年2月に兵庫県淡路島で行われる第5回全日本選抜小学生野球選手権淡路島大会への出場権を懸け対戦する。
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札幌選抜、執念の決勝進出!(2年ぶり2度目)
札幌選抜は1-3と2点を追う三回、一死から先頭の9番・高坂大輔(6年・東16丁目フリッパーズ)が、頭に死球!
臨時代走に髙橋英汰(6年・篠路ライオンズ出身)が出塁。
続く1番・加藤大成(6年・札幌ファイヤーズ)が、センター前でつなぎ一死一、二塁。
ここで2番・鈴木賢有(6年・大谷地ヤングタークス)が、ライトオーバータイムリー二塁打で二走・高橋が生還し2-3。
さらに3番・田村颯丈郎(6年・東札幌ジャイアンツ)の内野ゴロの間、三走・加藤が生還し3-3の同点とした。
3-3の同点で迎えた四回、先頭の4番・平山太一(6年・星置ブラックタイガース)が、四球で出塁すると5番・中田壮謙(6年・東16丁目フリッパーズ)が、センター前で一、二塁。
続く6番・畑中敬人(6年・前田リトル)の打席でバッテリーミスがあり二、三塁とチャンスが広がった。
このチャンスに畑中が、見事応えセンターへの犠牲フライで三走・平山が生還し遂に4-3と勝ち越した。
続く四回に1点献上し、4-4の再び同点で迎えた六回、先頭の鈴木が、センター前と二盗でチャンスを作ると次打者倒れ一死二塁から4番・平山が、レフトオーバータイムリー三塁打で1点勝ち越すと続く5番・中田の内野ゴロの間、三走・平山が生還しこの回2点目。
結果これが決勝点となった。
投げては先発の山田遼太投手(6年・新琴似スラッガーズ)、三回途中から髙橋投手、七回に古矢 皓樹投手(6年・北東ナイン)らの継投で粘る旭川選抜打線を退け2年ぶり2度目の決勝進出を果たした。

三回途中から好救援の活躍を見せた高橋投手

決勝進出を果たした札幌選抜ナイン
三回途中から2番手で登板した高橋投手が、相手に傾きかけた流れを見事断ち切った投球はナインに勇気と自信を与えた。
また2番・鈴木の活躍も光る!
脇役が3打数3安打1打点とチャンメイクを演出した。
旭川選抜、準決勝で涙
旭川選抜は初回、1番・西村 颯汰(6年・近文レッドライナーズ)のセンターオーバー二塁打でチャンスを作ると3番・谷口 悠真(6年・陵雲ファイターズ)が、レフトオーバーとなるタイムリー三塁打で1点。
さらに4番・竹田 嵩(6年・緑が丘グリーンボーイズ)の内野ゴロの間、三走・谷口も生還し2点を先制した。
二回に1点献上し、2-1と1点差に詰め寄られた三回、先頭の1番・西村がライトオーバーとなる二打席連続二塁打でチャンスを作ると2番・藤原佑磨(6年・東聖イーグルス)が、レフト前タイムリーで3-1と突き放した。

旭川選抜ナイン
しかし三回、四回と失点を許し4-6と2点を追う最終回の七回、この日あたっている1番・西村が、ライト前と二盗でチャンスを作ると
次打者倒れて3番・谷口の内野ゴロが敵失を誘い二走・西村が一気に生還し1点。
あと1点と迫るも後続が倒れ涙した。
最後まで諦めない戦いぶりは流石。
特に1番の西村選手は4打数3安打とチームのチャンスを演出した。
今後も<注目選手>だ。
同チームは12月8日、札幌市つどーむで中標津選抜チームと3位決定戦に臨む。

準決勝で惜しくも涙した旭川選抜ナイン

試合後の旭川選抜ナイン
協力:北海道チャンピオンシップ協会、東川大雪野球少年団