新琴似逆転で掴んだ3年ぶり10回目V
16日、札幌麻生球場で道新スポーツ旗の決勝を行い、札幌新琴似が札幌中央を4-2の逆転で、3年ぶり10回目の優勝を決めた!1-2と劣勢から 札幌新琴似は5回一死1・2塁から初球を見事に辻陸人(米里バッファローズ出身)が、右翼頭上を越える2点タイムリーで逆転に成功!6回には山内翔太(新川ファイヤーバード出身)の右中間タイムリー3塁打で加点した。決勝を完投で投げきった大戸洸介(上江別ブルードリームス出身)の力投で勢いに乗る札幌中央を振り切った。
◆決勝戦
札幌中央
1010000 = 2
100021× = 4
札幌新琴似
(中)松下-越山
(新)大戸-須々田
三塁打:山内(新)
二塁打:工藤(中)、辻(新)
【選手たちのコメント】
優勝 札幌新琴似シニア 大戸洸介 (江別第一中3年:上江別ブルードリームズ)
今年の春から投手としても投げさせてもらっています。今大会は打撃の調子もあがらず打撃では貢献できなかったが、久しぶりの捕手としての出場は楽しく思う。今大会は接戦をものにし勝ちあがれたことは、全国(日本選手権大会)へ向かっての課題を少しは克服して対応できるようになったと思う。三年間を振り返るとあっと言うまで、早いベンチ入りなどプレッシャーを感じたこともあったが、3年間頑張ってきたチームメイトと最後いい思い出をつくりたい。
優勝 札幌新琴似シニア 辻陸人(米里中2年:米里バッファローズ)
決勝勝ち越し打は、1、2塁間を抜く強烈なヒットを初球から狙っていました。インコース低めだったけど思いっ切り引っ張れたので思い通りのバッティングができました。先輩たちからはひとつのプレー、勝つ気持ちの持ち方など学ぶことはたくさんあります。先輩たち、自分たちの代でも全国優勝を狙います。
準優勝 札幌中央シニア 工藤直武主将(星置中3年:星置スターズ)
ベスト4を目指していたが準優勝はチームとしては大躍進だと思う。このチームは体格のいい人もいない、足の速い人もいなく、非常に力がないチームだと思うけど、監督コーチからの指導でポジションへの全力疾走、カバーリングなどの積み重ねで接戦に持ち込むことができるチームになりつつあるので、新しいチームカラーとして後輩たちも継承してほしい。
第3位 北広島シニア 伊瀨 大主将 (札幌柏丘中3年:エルムファイターズ)
春季大会3位、今回も3位とチームの調子はあがっていると思うが、残りも少なく最後は優勝を目指したい。エースの佐々木雄大(北野リトルメッツ)のおかげで、守備からリズムを作り勝ちあがれたと思う。来年は甲子園が近い高校へ行きたいと思うしチームの主軸としても活躍したい。
第3位 函館東シニア 伊藤大海主将(鹿部町鹿部中:鹿部クラップ―ズ)
春の大会決勝トーナメントで負けていたので、その悔しさをこの大会にぶつけた。チャンスを作りながら生かせなかったプレーもあったけど少しは頑張れたかなとも思う。打って打っての打撃のチームを目指してきて、チームメイトみんな仲良く一緒に野球ができて楽しかった。
◆準決勝①
札幌中央6回、山田怜央(北栄中2年)同点タイムリー、夛嶋渓成(篠路中3年)勝ち越し中前打逆転勝利で決勝へ進出。
札幌中央
0000020 =2
0100000 =1
北広島
(札)相澤-越山
(北)佐々木-中田
2塁打:(札)中田2
◆準決勝②
新琴似延長9回、佛具和也(新陵中3年)左翼線2塁打から パスボールで3塁へ、辻陸人(米里中2年)のセンターへの勝ち越し犠飛で最後は小野隼綺(新琴似中3年)が締めて決勝へ進出。
札幌新琴似
000001001 =2
000001000 =1
函館東
(札)原田、太野、小野-大戸
(函)渡辺-福原
2塁打:(札)渡邊 (函) 渡辺
協力:全日本リトル野球協会リトルシニア北海道連盟