伏古わんぱく、2連覇に向け好発進!

1回戦に勝利した伏古わんぱくボーイズ
◆第15回TAIYO GROUP旗争奪少年軟式野球大会
▽1回戦・伏古わんぱくボーイズ5-2川沿ファイターズ=5日、太陽B球場
伏古は1-1の同点で迎えた三回、一死から9番・岩城楓大(5年)の内安、1番・源光陽仁(はると・6年)のライト前で一、二塁のチャンス。
続く2番・源光雄仁(たけと・6年)、3番・近江翔伍(6年)の連続四球で押し出しとなり1点勝ち越し。
さらに4番・玉村有司(6年)の内ゴロが敵失を誘い三走・源光陽がホームへ生還し3点目。
結果これが決勝点となった。
五回には一死一、二塁のチャンスで3番・近江がレフトオーバーとなる2点タイムリー三塁打で突き放した。
投げては二回からリリーフした近江が好投し、川沿七回の反撃を1点に抑え5-2で勝利を収め、2回戦にコマを進めた。
関 敬監督(70)は「練習不足はあるけれどまだまだ打てない。この勝ちで少し勢いに乗りたい」と次の2回戦に意欲を見せた。
今大会<注目選手>の一人、近江投手は上背もありボールに力がありここぞという時のスピンの利いたボールは威力十分。
また近江一人に頼ることなく双子の源光兄弟の好投が二連覇には不可欠。
本命・伏古わんぱくが上々のスタートきった。
◆1回戦
川沿ファイターズ
1000001=2
102020x=5
伏古わんぱくボーイズ
(川)佐久間、三浦-吉田
(伏)源光雄、近江-源光陽
▽三塁打:近江(伏)
▽二塁打:吉田(川)、源光陽(伏)

近江投手(伏古わんぱくボーイズ)
川沿ファイターズ、涙するも光る逸材あり!
川沿は4点を追う七回、好投手近江から先頭の4番・吉田葉月(6年)が、レフトオーバーとなる二塁打でチャンスを作ると相手バッテリーの隙をつき三盗。
このチャンスに5番・中村圭吾(6年)が、期待に応えレフト前タイムリーで1点を奪った。
川沿、この試合一番の盛り上がりを見せる。
しかし後続が倒れ2-5で涙した。
ミスからの失点が悔やまれる川沿ナインだったが、光る逸材あり。
三回の押し出しはもったいなかったが、先発した佐久間大翔投手(6年)は、ボールに力があり吉田捕手の構える低めへコンスタントに投げることができればかなり勝ち星が挙げられるはずだ。
吉田捕手も二回に伏古の機動力を自慢の強肩で二塁手間で刺して魅せるなど攻守で存在感を見せていた。
またパンチ力も印象づけた中村圭一塁手も今後楽しみな選手だ。
練習不足の中、挑んだ今大会。
再度調整していただき、全市大会でまた観たいチーム。

1回戦に挑戦した川沿ファイターズ
次こそは咲かせてください勝利の華を!