「特別枠」に注目集まる!

特別枠の予選会場となっている二十四軒公園グラウンド=(写真・東16丁目フリッパーズ提供)
FBC-U12全道大会に向け各地で予選始まる。
今年は新型コロナウィルスの影響で全国、全道大会が軒並み中止。
そんな中、北海道日本ハムファイターズ主催のFBC-U12全道大会の開催が決まったことで、学童球児にとって夢と目標が同時に思い描くことができた。
まだまだコロナの恐怖を感じながら開催となるが、無事各支部予選、全道大会開催を祈る。
昨年度、優勝した東16丁目フリッパーズは「特別枠」から出場。
「特別枠」とは、北海道少年軟式野球連盟に加盟していないチームを対象に開かれた代表枠を「特別枠」と称します。
札幌市を中心に旭川市、秩父別町からもエントリーがあった13チーム。
出場チーム中、秩父別タイガースは他大会との絡みで1回戦不戦敗に終わったのは残念だった。
今週18日、2回戦から登場のKAPPA’S(札幌市)、東ハリケーン(札幌市)らもいよいよ登場する。
また北海道日本ハムファイターズのOB・稲田直人氏が、監督を率いる「札幌オールブラックス」は、今シーズン新しく結成したチーム。
初戦、篠路ビッグファイアーズと対戦し、接戦の末5-4のサヨナラ勝ちを収め勢いに乗る。
2回戦の対戦相手は旭川中央ファイターズジュニア。
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東16丁目、「強さ」頭抜ける。
1回戦に登場した<注目>の東16丁目フリッパーズは星置ブラックタイガースを12-0の四回コールドゲームで2回戦進出を果たす。

特別枠1回戦に勝利した東16丁目=(写真チーム提供)
その勝ち方が凄い!
なんと5本の柵越え!
その5人の選手は、
この試合1番を担った<注目>藍葉吏良君(りら・東札幌小6年)、右投げ左打ち。
2番を担った<注目>吉村 斗君(とき・稲穂小6年)は、一人で2本の柵越えで右投げ左打ち。
続いて6番を担った主将の淺野広喜君(ひろき・福住小6年)、右投げ右打ち。
最後に8番を担った森 寅能君(とらよし・篠路西小6年)、右投げ左打ちの5人だ。
札幌市内全域から集まる同チーム6年生10人、5年生は15人と粒ぞろい。
今年も優勝候補筆頭に揺るぎなし。
~2回戦の対戦相手は強豪・東ハリケーン~
もしかすると事実上の決勝戦と言っても言い過ぎではない。
東ハリケーンにも<注目>菅原歩夢君(あゆむ・東苗穂小6年)。
右の本格派で主将も担い投打でチームをけん引する。
さらに5番を担う武藤隆至君(りゅうじ・南月寒小6年)は、内野手兼投手で攻守に力強さを兼ね備える<注目>選手だ。
また1番・大田孝信君(こうしん・伏古小6年)、2番・坂田敬紳君(けいしん・伏古小6年)らも攻守でチームの勝利に貢献する。
好ゲームに期待したい!