第1回エコアハウス神出設計旗大会が開幕
清田区の野球少年・少女たちにビッグなプレゼント!
今年から冠大会となった「第1回エコアハウス神出設計旗争奪少年野球大会」が8月22日、清田区美しが丘西公園で開会式と開幕4試合が行われた。
少年・少女野球の支援に力を注ぐ住宅ハウスメーカーの神出設計エコアハウス(本社・千歳市)が千歳市、苫小牧市に続いて今年から札幌市でも支援展開を始めたもので、子供たちにとっては新たなステージで活躍する場が出来て大喜びだ。
新王者誕生は下旬から9月上旬には決まる。
主催・㈱ecoaハウス、主管・清田区少年軟式野球連盟

胸わくわく、清田区の新大会に勢ぞろいした10チーム

真新しい優勝旗に、トロフィー、タテ。個人賞もある
開会式には清田区の10チームが参加。
コロナ禍で全チームの選手がマスクを着用しての異常な整列となったが、新大会への期待がグラウンド一杯に広がっていた。
古谷俊晃・清田区少年軟式野球連盟会長は「コロナ禍で大会中止などで暗かったが、この大会誕生は野球少年・少女に張り合いを持たせました」とあいさつ。
主催の神出良英・神出設計事務所代表取締役は「勝ち負けも大切ですが、元気に一生懸命な姿をお父さん、お母さんに見せる事が一番大事です」と選手たちにエールを贈った。
真栄ビクトリーの主将、小野隼人君が会場いっぱいに広がる大きな声で選手宣誓。
「大好きな野球が出来ることに感謝、ともに汗を流した仲間との絆を胸に最後まで1球1球を大切にし全力でプレーします」と、よどみなく堂々の選手宣誓に会場から大きな拍手がおくられた。
始球式は運営に携わっている神出設計エコアハウス豊平展示場セレクションマネジャーの石塚達也さん(41)。
石塚さんは社会人野球で活躍、昨年まで同社野球部監督を務めていただけあって、ど真ん中のストライクを投げ新大会の幕開けを見事に果たした。

小野主将

選手宣誓は小野主将。
清田中央フレンズが激戦の促進ルール勝利
▽1回戦
清田中央フレンズ
00402=6
13001=5
北野パワーズ
(時間切れ同点、5回無死満塁の促進ルール)

開幕ゲームの様子

田中さん
【戦評】
札幌選手権清田地区優勝の清田中央フレンズ、準優勝の北野パワーズの激しい戦いとなった。先制を取ったのは北野パワーズ。
序盤の1、2回で大量4得点し勝負あったかに見えたが、中央フレンズの粘りがすごかった。
三回2死、中央フレンズ打線が火を噴く。
この回まとめて四球2、単打1、二塁打3本で一気に同点に追いついた。
促進ルールの五回は先に2点を取り、相手攻撃を1点に抑えて逃げ切った。
中でも光ったのが9番・少女打者の田中瑠愛さん(6年)。
猛攻のきっかけとなる二塁打を鮮やかに左翼に放ち、打者一巡につなげた。
守備はファーストやセカンドで活躍、男子並みのフィーリングを見せていた。
兄の影響で野球を始め、「とにかく面白い(野球は)」と明るく語ってくれた。
▽清田中央フレンズの中田竣・主将(6年)
「みんなでつかんだ勝利。次も勝って優勝をめざします」

中田主将(清田中央フレンズ)
▽北野パワーズの竹村惇志・主将
「最後まであきらめずに戦う-がチームの目標。残りの試合(他大会)を一つずつ勝って全道大会に行きたいです」

竹村主将(北野パワーズ)
協力:清田区少年軟式野球連盟