2021!春季全道ウォッチ!

第60回記念春季北海道大会・組合せ
2021!春季全道ウォッチ!
春季大会地区予選のさなか、北海道にも緊急事態宣言が発令。
昨年は中止となった春季大会。
今年、残念なことだが辞退校があり、おおよそ高校野球では有り得ない不戦勝なるイレギュラーな事態もあったが、全日程を終え全道の顔ぶれが決まった。
昨年の今頃、まさか今年になって感染者数の増加があろうとは思いもしなかった。
油断でも、気のゆるみ、でもないだろうが日本でいうところの感染者数は増大した。
PCR検査、ワクチンとも有効性が不明なままこの社会はある一定の方向へと向かっていく。
しかし、学生スポーツ、またオリンピックの開催へと繋げるにはある一定の制限もなければならないのも事実。
外で、大声で、選手も観客も一挙手一投足に釘付けになれる日が早くきてほしいと願いたい。
今大会は大方の予想通り無観客での開催。
これは、選手、指導者の健康被害を考えると致し方ないところ。
Aゾーンでは東海大札幌vs駒大苫小牧、Bゾーンでは旭川大vs北海、この2カードが軸となり各校が優勝を目指す。
南北海道勢では、北照、北海道栄、札幌光星、札幌日大、北北海道では、遠軽、クラーク、白樺学園あたりがどういった闘いを見せるのかが一般的な見どころだろう。
しかし、春休み中の遠征も無く、連休の遠征も制限付き、また普段の練習も感染に気を使ってと、今年も例年とは明らかに違うチーム作りを余儀なくされている今だからこそ出来ることに知恵を絞り、私立、公立校とも今できる全力プレーを期待したい。
佐藤 大(北海道日大高~札幌大)
日本中学生野球連盟北海道支部/副会長