野球肩克服へ頑張るリトルシニアの会木君
医療法人 悠仁会 羊ヶ丘病院
札幌市厚別区青葉町三丁目一番十号(南郷通り沿い 厚別消防署向かい)
電話(011)351-2211
「院内で見つけたアスリート」羊ケ丘病院編
今回の「院内で見つけたアスリート」は「医療法人社団 悠仁会 羊ケ丘病院」(岡村健司理事長・副院長)。ボールの投げ過ぎで野球肩が発症したリトルシニア北広島の会木大和君(14、もみじ台南中2年)を紹介する。会木君は7月下旬に突然、利き腕の右肩が痛み出し投げられない状態になり、チームメートの勧めで「羊ケ丘病院」で治療を受けることになった。先月から3回目の治療・リハビリで順調に回復し、まだ痛みは残るものの普通に投げられるまでになった。「早く治して新人戦(秋季大会)に出場したい」と願う会木君。来季は最上級生になりチームを牽引する役目もあり、完全治療を目指して懸命にリハビリに取り組んでいる。同病院の岡村健司理事長は野球肩治療には定評があるスポーツドクターで、当サイトのシリーズ「野球肩って何?」では6話にわたって写真、図解入りでわかりやすく解説、好評を得ている。
「院内で見つけたアスリート」
▽会木 大和君(14、内野手=160センチ、48キロ) もみじ台サザンクロス-リトルシニア北広島
小学4年生から野球を始めた会木君。これまでも軽いヒジの損傷はあったが、野球肩は初めての経験だった。悪い投球フォームからの投げ過ぎや、まだ筋肉がつききっていない成長期にありがちな肩の障害だ。発症したのはシーズン真っ盛りの7月下旬。まったく投げられないことはなかったが痛みがどんどん増してきて、とても正常な投球ができない状態にまで悪化した。今月から始まった新人戦を控えて焦りの気持ちもあったが、まずは治すことに専念しようと「羊ケ丘病院」で治療を受けることになった。リハビリ治療は理学療法士の先生から患部の施術のほかストレッチや投げ方のアドバイスを受けてグングンよくなってきた。自宅でも指導・教授されたリハビリメニューを忠実に実行して効果が上がり、痛みは多少あるが今では普通に投げられるまでに回復した。
「何事も一生懸命にやる子です」という、付き添ってきた母親の志織さんの弁。リハビリも気を抜くことなく、1日も早い復帰を目指している。チームでは背番号5番をもらい、サードを守っている。3年生が抜けたあとは会木君ら11人の2年生が中心になりチームを引っ張るだけに、今回のけが治療は何としても完ぺきに治したい、と願う。「今季のチームは好成績を残してあと一歩だったので、来季は絶対に全国大会(日本選手権)に行けるように頑張りたい」と話す会木君。そのためにも体力をつけるため、「走り込みを徹底する」と頼もしい言葉と笑顔が返ってきた。
(記者の目・中山 武雄) 「きつい練習でも仲間と一緒なら苦にならない」と話す会木君の表情を見ていると、根っからの野球好き少年と思えた。取材中、何度も「一生懸命」という言葉が飛び出し、そのまじめな姿勢に好感が持てた。今の気持ちを忘れずに「何事も真剣」に取り組んで飛躍してほしい。
医療法人社団「悠仁会 羊ケ丘病院」
2月に札幌市厚別区青葉町3丁目(南郷通り沿い、厚別消防署向かい)に移転、新装開業した医療法人社団「悠仁会 羊ケ丘病院」。新開業から半年が過ぎ、整形外科の専門病院として地域医療の期待にこたえ、患者数も急増している。医療内容もエキスパートによる質の高いトップクラスの治療を提供。理事長の岡村健司医師は当ストライク・サイトのシリーズ「スポーツ整形外科に聞け!野球肩って何?」でおなじみのスポーツドクターだ。自身も高校球児として活躍したが、肩を壊すという辛い体験を持ち、スポーツ障害患者の立場になって治療するドクターとして評判が高い。
シリーズ「~野球肩って何?」(バックナンバー)
第1話 「その原因」
第2話 「投球フォームから」
第3話 「どうして起こる」
第4話 「症例の中から」
第5話 「症例の中から」
第6話 「不安定肩」
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