ポニーリーグの熱い戦いが始まった!

2022年ポニーリーグ北海道連盟の公式戦が開幕した
日本ポニーベースボール協会北海道連盟の2022年度公式戦・春季リーグが4月30日、苫小牧市・清水野球場で開幕した(試合結果は速報で既報)。
清水野球場で行われた第1試合は地元・苫小牧ポニーと友好チームとして春季のみ参加している女子硬式野球のホーネッツレディースの対戦となり、序盤から猛打の嵐を見舞ったホーネッツレディースが四回コールドゲームで初戦を飾った。
大会は5月22日まで熱戦が展開される。

最終回、円陣を組んで気合を入れる苫小牧ポニー

苫小牧ポニーの先発で奮闘した上井涼太投手
苫小牧ポニー打線は最後まで本領発揮することなくホーネッツレディースの竹内彩乃投手の前に沈黙、大量点差で完敗した。
新チームを引っ張る池田晴輝キャプテン(3年)が言うように「実戦不足}が、モロに出た格好だ。
コロナ禍の影響で昨年は大会も減り、新チームとして十分な経験を積むことなく練習不足の中、本番を迎えてしまった。

苫小牧ポニーの池田晴輝キャプテン
まだ始まったばかり。
池田キャプテンも「いろいろ課題が見つかり逆に燃えています」と今後の戦いにプラス思考で臨む決意を見せ、初戦の大敗は気にしていない様子だ。
「これで、チームの団結がより固まった」と力強く語った。
池田キャプテンは4日から始まる「広澤克実杯全日本地域対抗選手権兼日本代表選手選考会」(東京)にチームメートの川西一敬一塁手・投手と共に北斗ポニーを主体としたPONY北海道選抜選手として出場する。

力投したホーネッツレディースの竹内彩乃投手
実力見せたホーネッツレディース打線、14安打

みんな仲良し-スマイル絶えないホーネッツレディース
猛打爆発、14安打。うち長打(二塁打、三塁打)が6本とは驚きのパワーだ。
1番・中谷小雪選手が三塁打、二塁打、9番・吉川可南子選手が二塁打2本をうち、打線の火付け役をした。
チーム全体が燃えていた。
4イニングで打者一巡が2度もあり、まさに全ナインで勝ち取った開幕戦だった。
四球出塁しても果敢に走り、得点の道を作る野球は素晴らしかった。

ホーネッツレディースの川村真莉菜キャプテン
そんな好内容にも川村真莉菜キャプテン(26、足のけがで欠場中)は「まだまだ、反省点はいっぱいあります」と厳しく満足はしていない。
そこには道内唯一の女子硬式クラブチームとして成すべき目標があるからだ。
「女子野球日本一」、この7文字を追って日々努力を重ねているのだ。
7月には「スイートデコレーションカップ第10回女子硬式野球北海道大会」が待っている。
本州4チーム、北海道4チームの8チームで頂点を争う。
川村キャプテンの狙いはもちろん優勝、大きな目標に照準をピタリと定めている。
◆4月30日(土)、苫小牧市営清水野球場
▽第1試合
ホーネッツレディース
2289=21
0000=0
苫小牧ポニー
(四回コールドゲーム)
(ホ)竹内-加藤
(苫)上井、川西、梁川-秋田谷
▽三塁打:中谷(ホ)
▽二塁打:竹内、吉川2、加藤、中谷(ホ)
他大会結果は下記にてご覧ください。
協力:ポニーリーグ 北海道連盟