鷲別ランナーズ、タイブレーク制す!

サヨナラ打を放った篠原(鷲別ランナーズ)
第51回全道少年軟式野球大会
日程:7月29~8月3日
会場:札幌つどーむ
◆1回戦・鷲別ランナーズ(1)3-3(0)ウエストマリナーズ<30日、つどーむ>
鷲別ランナーズ、タイブレーク制す!
室蘭支部代表の鷲別ランナーズがタイブレークにもつれ込んだ接戦を七回延長の末、十勝支部代表・ウエストマリナーズを4-3の逆転サヨナラで制し、2回戦進出を果たした。
最終回の六回表、1-3と2点を追う鷲別は落ち着いていた。
四球と敵失から一死二、三塁のチャンスを掴むと6番・増山翔太(6年)が、ツーランスクイズを決め土壇場で同点に追いつく粘り見せた。
七回からは無死一、二塁の攻撃で始まるタイブレークに突入。
表(ウエストマリナーズ)の攻撃を0に抑えた鷲別は、8番・室伏洸佑(6年)の犠打で一死、二、三塁とすると9番・篠原璃夢(6年)が、ベンチの期待に応えるセンター前ヒットで三走・増山が生還し、接戦をサヨナラ勝ちで勝利した。
森岡亮二監督(44)は「次も一球一球真剣に向き合って、一戦必勝で戦います」とすでに気持ちは次戦に向いていた。
同チームの2回戦は8月1日・第1試合で興部ファイターズ(紋別支部)と対戦する。

タイブレークを制した鷲別ランナーズ(室蘭支部)
ウエストマリナーズ初戦で涙
敗れたウエストマリナーズもさすが激戦区・十勝を勝ち抜いただけはあるチームだった。
鷲別とも何か似ているチームカラー。
バッテリーを中心によく鍛え上げられた印象。
特に主将で捕手兼投手も務めた斉藤 奏(6年)は、フットワークが良く走攻守バランスのとれた選手。
今後<注目>な選手だ!
ウエストは1-1の同点で迎えた六回、一死一塁から3番・斉藤がライトオーバー二塁打で二、三塁とチャンスを作ると次打者倒れ二死から5番・中村璃稀(6年)が、センターオーバーとなる2点タイムリーで一度は逆転。
惜しくも涙となった。
◆1回戦(30日)鷲別ランナーズ(1)3-3(0)ウエストマリナーズ
ウエストマリナーズ
0001020=3
0100021=4
鷲別ランナーズ
(七回特別ルール)
(ウ)浦城、斉藤-斉藤、笹原
(鷲)吉田、増山、森岡-阿部
▽三塁打:森岡(鷲)
▽二塁打:斉藤、中村璃(ウ)

写真左からウエストマリナーズ(十勝)、鷲別ランナーズ(室蘭)

ウエストマリナーズ(十勝)

鷲別ランナーズ(室蘭)
協力:北海道軟式野球連盟