フォーム矯正で変身、豊平ボーイズの山際君

ひじはほぼ完治し守備捕球の確認をする山際君
「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に通院する「院内で見つけたアスリート」の今月の登場者はボーイズリーグの札幌豊平ボーイズ、山際未徕君(15、札幌・藤野中3年)。
今年2月、内野手、投手を務める山際君は成長期に多く見られるリトルリーグ肩とひじを痛めた。
ひじはほぼ完治に近い状態までに快復したが肩は今フォーム矯正の真っ最中。
投げ方などリハビリの先生から指導を受け、本人も納得する「いい感じ」で快方に向かっている。
来季は高校生、万全の備えで臨む決意だ。

札幌豊平ボーイズの山際君
▽山際 未徠(15、札幌・藤野中3年=165センチ、63キロ、内野手・投手)札幌・藤野ベアーズ-札幌豊平ボーイズ
野球は小学4年から始めた。それまではバスケットボールをしていたが友人に誘われて野球に転向した。
5年生までの1年間は野球とバスケットの二刀流で活躍していたが、「野球の方が面白い」と一本に絞って高みを目指してチャレンジしている。5年生の時けがの経験があり、チームメートの推薦と当サイトを見て「たきうち整形外科スポーツクリニック」を知り、通院するきっかけとなった。
山際君の野球信条は「常に声を出しチームの雰囲気を盛り上げる」こと。
自分の存在をチームメートや指導者(監督、コーチ)にアピールし、それをステップアップの起爆剤にしている。
今季は所属するボーイズリーグでは準優勝の悔しい結果が多かったが8月上旬に札幌ドームで行われた「ファイターズチャンピオンシップ」で見事に優勝、3リーグ(ボーイズ、リトルシニア、ポニー)の頂点に立った。
「すっきりしました」、優勝と初めての札幌ドームでの試合に感慨もひとしおだったようだ。
9番、セカンドで先発出場、内野安打も打った。
忘れられない一戦となるだろう。
もう一つ思い出の試合がある。
2年生の昨春、ボーイズリーグの春季大会(1回戦)で旭川大雪ボーイズBと対戦した時だ。
3番、サードで出場。
2死満塁の場面で巡ってきたチャンスに山際君は見事にこたえ左前タイムリー、チームは7-5で宿敵を破って2回戦に進出した。
2回戦は3年チームの函館ボーイズに2-3の負けだったが全打点を叩き出す二塁打2本の大活躍だった。
この二つはいつまでも脳裏に焼き付いている。
来年は高校生。自分の頭の中では志望校はいくつかあるがまだ固めていないという。
「(どこに行っても)とにかく一生懸命やる。常に全力プレーをすることに集中し、その結果を見て将来のことを考える」。
素晴らしい答えが返ってきた。
(記者の目・中山武雄)
ユニークな練習方法にも感心しました。
普通のバット(800g程度)の2倍以上の重さのバットを買って、それを砂場(近くの公園などで)で毎日200回ほど素振りをするという。
併せて普通バットでも素振りは欠かさないというから凄い。
ここでも全力プレーを実践しているのですね。
札幌都心部で評判の「たきうち整形外科ス ポーツクリニック」
「たきうち整形外科スポーツクリニック」は札幌都心部(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に名が知られている評判の整形外科病院。
瀧内院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師などを務める、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。
また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な治療で患者の日常生活への早期復帰をサポートしている。
当サイト・ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年・少女ら選手・監督やコーチにも人気となった。
【ドクターのフォームチェック】(バックナンバー)
第1回「金子&高田投手」小樽シニア、岩見沢シニア所属当時
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時
第3回「立野投手」真栄ボーイズ所属当時
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匡希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時
第8回「渡辺佑汰」札幌中央ビクトリー所属当時
♦問い合わせ♦
「たきうち整形外科スポーツクリニック」への問い合わせはメール、info@takispo.jp、☎011-241-8405へ。携帯電話から受付対応する「シマフクロウ・コール」が便利。
☆受付・診療時間☆
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~午後8時(水曜日は夜のみ診療)
休診日=日曜・祝日、第2、4、5土曜日
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック