万全態勢で中学野球へ-栄ゴールデンKの難波君

けがを完全に治して中学野球に挑む難波君
「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に通院する「院内で見つけたアスリート」の今月の登場者は札幌・栄ゴールデンキングスの難波渉君(11、栄東小6年)。
今季から投手としても活躍していた難波君、シーズン半ばの8月に利き腕の右ひじが突然痛み出しボールが投げられない状態になった。
「たきうち整形外科スポーツクリニック」で診断を受けた結果、ひじの剥離骨折と分かった。
幸い症状が軽く、今フォーム矯正などのリハビリ治療を受け、完治に向けて頑張っている。

札幌・栄ゴールデンキングスの難波渉君
▽難波 渉(11、札幌・栄東小6年=147センチ、40キロ、外野手・投手)札幌・栄ゴールデンキングス
札幌の強豪チーム、栄ゴールデンキングスで活躍する難波君。野球は小学2年から始めたが、けがをしたのは今回が初めて。
「これからどうなるのだろう」と真っ先に頭をよぎり、大きなショックもあった。
「投げ方が悪く、その積み重ねがけがにつながったと思います」と反省と原因の分析をする。
まずはリハビリでフォーム矯正をすることが大事-と2週間に1回の割り合いで「たきうち整形外科スポーツクリニック」に通院、リハビリの先生の指導を受け1日も早い回復に向けて努力している。
けがの前は今季から投手にも挑戦していた。
今は外野手としてプレーしているがセカンド、サード、ファーストも経験するなど器用さを見せ、チームに貢献してきた。
外野守備には自信を持っており、打球音で予測する反応は「まあ、いい方だと思います」ときっぱり言う。
ポテンシャルの高さが見える。
バッティングもよく、3番・4番のクリーンアップをまかされることが多い。
ホームラン・長打を狙う豪快バッティングではなく、ミート打法で点を稼ぐヒッターだ。
今季、「札幌選手権東区大会」で優勝した時や、3位になり惜しくも全道大会出場を逃した「ファイターズベースボールチャンピオンシップU-12大会」の札幌支部予選でも3番で出場し、それぞれヒット・打点をあげてチームを引っ張った。
今でも忘れず頭の隅に残っているのは初めての優勝の感激。
それは4年生の時のスーパージュニアカップ。
難波君自身も6番、セカンドで出場しヒットはなかったが、こみあげてくる喜びに感動したと言う。
「チームみんなで戦い、みんなで喜びを分かち合える野球が凄いと思いました」。
野球の魅力の原点を味わう瞬間だった。
その魅力は今も変わらず日々の努力は忘れない。
練習のないときは毎日、100回の素振りを欠かさない。
来年は中学生、けがを完全に治して新たなステージに挑む。
(記者の目・中山武雄)
記者の質問には素早く、明確に返ってきました。
「将来の夢・目標はまだ考えていません」ときっぱり。
それが正直なところでしょう。
頭の良さ、素直さが十分伝わってきました。
この二つは野球にとって大切な要素になります。
実績の中から夢と目標が育ちます。
札幌都心部で評判の「たきうち整形外科ス ポーツクリニック」
「たきうち整形外科スポーツクリニック」は札幌都心部(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に名が知られている評判の整形外科病院。
瀧内院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師などを務める、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。
また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な治療で患者の日常生活への早期復帰をサポートしている。
当サイト・ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年・少女ら選手・監督やコーチにも人気となった。
【ドクターのフォームチェック】(バックナンバー)
第1回「金子&高田投手」小樽シニア、岩見沢シニア所属当時
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時
第3回「立野投手」真栄ボーイズ所属当時
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匡希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時
第8回「渡辺佑汰」札幌中央ビクトリー所属当時
♦問い合わせ♦
「たきうち整形外科スポーツクリニック」への問い合わせはメール、info@takispo.jp、☎011-241-8405へ。携帯電話から受付対応する「シマフクロウ・コール」が便利。
☆受付・診療時間☆
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~午後8時(水曜日は夜のみ診療)
休診日=日曜・祝日、第2、4、5土曜日
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック