来年7月全国大会へ(平岡カウボーイズ)
太陽杯 全道優勝 平岡カウボーイズ
9月16日、第19回太陽グループ杯争奪全道少年軟式野球選抜大会・決勝戦が函館西桔梗野球場で決勝戦を行い、平岡カウボーイズ(石狩支部)が3-0で滝川少年野球倶楽部(空知支部)に勝利し全道初優勝を果たした。平岡カウボーイズは来年7月に開催が予定されている『少年軟式野球世界大会・国内予選』の北海道代表としてへ出場をほぼ確実にした。
◆決勝戦
平岡カウボーイズ3-0滝川少年野球団
滝川少年野球団
0000000 0
020100× 3
平岡カウボーイズ
今回開催の太陽杯(函館開催)にはストライクスタッフによる取材は都合によりできなかった。そこで優勝した平岡カウボーイズの戦いをほんの少しご紹介できたらと考え平岡カウボーイズ父母による原稿・資料を下に再編集したものを紹介する。
◆決勝戦
【最大のピンチを向かえる】
「必死に抑えた6回のピンチはあまり覚えていない」と白川投手(平岡カウボーイズ)は当時を振り返る。前日からの登板、また準決勝からの連投によりボールを握る握力は落ちていた、悲壮感すら漂う思いが、最大のチャンスと見て勢いに乗る滝川少年野球倶楽部を止めた。六回表、四球・死球・ヒットと二死満塁という最大のピンチを向かえる。5番打者(滝川少年野球倶楽部)へ2-3とフルカウントから見逃しの三振で滝川の勢いを止めた。「記憶に残っていないくらいいっぱいいっぱいだった。最後のバッターから見逃しの三振をとった時は、とても嬉しかった」と白川航也投手。
平岡カウボーイズは、堅い守りと繋ぎのバッティングでここまで勝ち上がってきた。個々の実力はもとよりチームワークが、最大の力である。しかし平岡カウボーイズは土日だけの活動で、平日は各自、自主性に任せている。エースの白川航也君は、バッティングセンターにはほぼ毎日、ランニングは毎日2~3kmと二時間ほどの自主練を行うほどの努力家だ。しかし今年の夏、股関節を痛め一ヶ月ほど休養を余儀なくされた。復帰したのは太陽杯(全道大会)の二週間前のことだった。ゲーム形式も太陽杯一回戦とぶっつけ本番!「復帰のときはとても不安だった」と言う白川航也選手。捕手の佐藤真郷選手を筆頭にチーム全体でカバーしあい、励ましあい今回の優勝へ導いたと言ってもいい。優勝が決まった瞬間、バッテリーで抱き合う姿が、印象的だった。
【今後に期待】
U-11の頂点に立った平岡カウボーイズは来年7月に開催が予定されている『少年軟式野球世界大会・国内予選』の北海道代表としてへ出場をほぼ確実した。他大会でも札幌選抜大会・清田区予選でも優勝を勝ち取り、清田区代表として来春5月、札幌円山球場へ立つこととなる。ますます眼が離せないチームだ。
破竹の12連勝!
【ここまでの軌跡】
◆太陽杯(全道大会)
○決勝戦 3-0 滝川少年野球倶楽部(空知支部)
○準決勝 7-0 上磯有川野球(渡島支部)
○2回戦 13-1 古丹別サンダース(留萌支部)
○1回戦 2-0 稚内野球スポーツ少年団(宗谷支部)
◆太陽杯石狩支部予選
○決勝戦 3-1 緑苑台ファイターズジュニア(石狩市)
○準決勝 5-2 北光ジュニアファイターズ(東区)
○2回戦 8-0 上江別ブルードリームス(江別市)
○1回戦 7-0 大谷地東ドリームス(厚別区)
◆太陽杯石狩支部・清田区予選
○決勝戦 7-5 北野リトルメッツ
○準決勝 9-2 北野パワーズ
○2回戦 6-4 真栄ビクトリー
○1回戦 7-0 平岡シェヴァービング
監督 古谷俊晃
コーチ 佐々木正直 ・ 西野 徹
協力:平岡カウボーイズ父母