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2022チーム訪問<札幌大谷シニア>

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札幌大谷リトルシニア




私の甲子園~僕の最後の夏

<第14弾>チーム訪問は、札幌市東区にグラウンド及び室内練習場を構える中学硬式野球の札幌大谷リトルシニアへ伺ってきました。

同チームは昨夏、第50回日本リトルシニア日本選手権大会で準々決勝で五條リトルシニア(奈良県)の前に惜しくも4-5で涙するも全国ベスト8の活躍があった。

昨秋は秋季全道大会・決勝で惜しくも恵庭リトルシニアに涙するも準優勝で3月に大阪で行われる全国選抜野球大会へ北海道代表として出場する。

また同学園の札幌大谷高校が昨夏、甲子園初出場も成し遂げ、札幌大谷シニア出身10人が甲子園球児となったのもうれしい限りだ!

さらに同校出身の菊地吏玖(専修大・4年)が、千葉ロッテマリーンズからドラフト1位指名をうけるなど同校としては阿部剣友(20・読売ジャイアンツ)以来2人目のプロ野球選手が誕生した。

スイングスピード企画では140キロに迫る好記録もあった。

 

<3年生の進路>

3年生20人。

進学先は札幌大谷高等学校。

 

-日本選手権ベスト8の活躍-

昨夏、日本選手権道予選・準決勝で王者・札幌新琴似の前に2-4で迎えた七回、2点を奪い4-4の同点にする粘り魅せるも七回裏に1点献上し4-5で涙した。

しかしその悔しさを胸に全国へ向かった選手たちは並々ならぬ思いで全国の舞台に立った。

2年連続5度目の出場となった同チームは1回戦・海老名シニア(関東)を8-1の快勝で破ると2回戦で春の覇者・世田谷西シニア(関東)を八回タイブレークの末、5-4で下し大金星の勝利を挙げた。

1、2回戦に勝利し、自信を掴んだ選手達は、続く3回戦でも姫路西シニア(関西)を14-0の完勝。

迎えた準々決勝で五條(関西)に4-5で敗れるもチーム一丸で戦い抜いた4試合はあっぱれの戦いぶりであった。

 

-五十嵐友次郎監督の話-

「全国では瀧口、升井、中村などまさに日替わりヒーローが誕生。この子達がこんなに粘れるんだ-。と本当に驚いた。特に2回戦の世田谷西戦では瀬尾が最高のピッチングを披露し、春の王者・世田谷西打線を封じてくれた。3回戦では中村が神宮球場のマウンドで伸び伸びとやってくれた」と目を輝かせながら全国を振り返った。

先輩達の甲子園出場が大きな刺激となったことは言うまでもない。

最後に「高校に上がっても様々な経験を経て、野球のみならず人としても成長してほしい」と愛弟子たちを見守っていた。

日本選手権・道代表の札幌大谷シニアのメンバー




<OBの活躍>

札幌大谷エース・森谷 國學院大學へ!

甲子園出場を懸けた南北海道大会では札幌大谷の左腕エースとして初優勝!

夏の甲子園出場に大きく貢献した森谷。

今夏の甲子園、1回戦で二松学舎大付(東東京)にサヨナラ負けするも最速148キロ左腕は3失点完投でと十分な存在感を示した。

4年後のドラフトを思い描き東都大学リーグへ。

 

3年前、夏の日本選手権大会(リトルシニア)へ出場した当時の札幌大谷シニアナインは初戦で強豪・取手シニアに敗れ悔し涙にくれたという。

この悔しさで頑張れた選手も少なくないはずだ。

今回の甲子園メンバーの半数が札幌大谷シニア出身。

 

中高大一貫の私立校で文武両道を実践している札幌大谷学園。

室内練習場に加え、野球部グラウンド3面を保有し昨夏、甲子園出場。

野球に打ち込める環境が整っている。

 

中学3年生は、夏の大会を終えると高校生と同じメニューを熟すという。

この半年以上の過ごし方が大きな差を生むことは間違いない。

チーム選びに「文武両道」、「練習設備の良さ」は大きな魅力と言える。

 

<2022南北海道大会出場選手>

☆甲子園出場☆

〇森谷 大誠

札幌大谷高・3年

札幌大谷シニア-石山アトムズ少年団出身

左投げ、右打ち

172センチ、82キロ

 

☆甲子園出場☆

〇郡山 遥翔

札幌大谷高・3年

札幌大谷シニア-栄北ナインスターズ出身

右投げ、右打ち

175センチ、86キロ




☆甲子園出場☆

〇坂口 宏洋

札幌大谷高・3年

札幌大谷シニア-緑苑台ファイターズジュニア出身

右投げ、右打ち

168センチ、69キロ

 

☆甲子園出場☆

〇飯田 星哉

札幌大谷高・3年

札幌大谷シニア-緑苑台ファイターズジュニア出身

右投げ、左打ち

174センチ、74キロ

 

☆甲子園出場☆

〇濱野 櫂

札幌大谷高・3年

札幌大谷シニア-新川ウィーディス出身

左投げ、左打ち

168センチ、71キロ

 

☆甲子園出場☆

〇森 寛人

札幌大谷高・3年

札幌大谷シニア-鉄東スワローズ出身

右投げ、右打ち

172センチ、74キロ

※2016日本ハムジュニア




☆甲子園出場☆

〇鳴海 健臣

札幌大谷高・2年

札幌大谷シニア-石山アトムズ少年団出身

右投げ、左打ち

178センチ、81キロ

※2017日本ハムジュニア

 

☆甲子園出場☆

〇柴田 温記

札幌大谷高・3年

札幌大谷シニア-東雲ファイターズ出身

右投げ、右打ち

179センチ、76キロ

 

☆甲子園出場☆

〇海藤 瞭芽

札幌大谷高・3年

札幌大谷シニア-篠路ライオンズ出身

右投げ、右打ち

175センチ、73キロ

 

☆甲子園出場☆

〇信田 爽人

札幌大谷高・3年

札幌大谷シニア-山の手ベアーズ出身

右投げ、右打ち

170センチ、70キロ




<新チーム>

2年生:13人 1年生:12人 (1月24日現在)

 

-秋季全道大会・準優勝-

決勝で恵庭シニアに敗れるもしっかりと全国切符を掴んだ札幌大谷。

昨年秋季大会でエース番号を背負った<注目>小野木晴飛投手(2年・あいの里バイソンズ)は、力強い直球とコーナーへのコントロールが持ち味の本格派右腕だ。

新チームでは、完成度の高い投球で主戦としてけん引している。

マツダボール旗・秋季全道大会・リーグ戦などで経験を積み、自信と実績を掴んだ本格派右腕に春の全国大会でのピッチングにも大いに期待がかかる!

 

全国大会に向けさらなる投手陣の底上げも必要だ。

右の寺町颯太(2年・東16丁目フリッパーズ出身)、八城寿希(2年・岩見沢南ビクトリー出身)らだ。

ともに打たせて取るピッチングがベースとなるが球速・制球力・変化球ともにレベルアップが課される。

さらにアンダースローの鳥海 暖(2年・緑苑台ファイターズジュニア出身)は、緩急を主体にピッチングを組み立てる。

また1年生にも今後、楽しみな選手も出てきているという。

2番手投手の台頭、投手陣の成長は全国上位進出には、必要なピースだ。

 

-課題はバッティング-

-五十嵐監督の話-

課題はズバリバッティング!

チーム打率が低く、勝負弱い。

秋のスターティングメンバーは猫の目状態で、調子の良し悪しでオーダーを組んだ。

但し結果、チームの相乗効果が生まれことも事実だ。

 

<発行人>

毎日の2時間の練習で一部組み込まれているフィジカルトレーニングが、少しずつ成果を生むことを信じたい。

練習時間を短くし、睡眠時間を確保。

身体を大きくする時期も取り入れ、パワーアップも図っており、ポテンシャルを伸ばす取り組みが備わっている。

今後の選手の成長も楽しみです。

冬季練習に励む選手たち(札幌大谷)

冬季練習に励む選手(札幌大谷)




〇小野木 晴飛

2年・投手兼外野手

あいの里バイソンズ出身

右投げ、右打ち

178センチ、68キロ

球種はストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップ。

五十嵐監督は「マツダボール旗、秋季全道大会・予選リーグ後半から調子を上げていった。特に秋季全道大会・決勝トーナメントでは2回戦・日高戦、3回戦・札幌羊ケ丘戦では抜群の投球をしてくれた」と新人戦での頑張りを称えた。

小野木投手は「全国ではなるべく最小失点で投げ抜き、攻撃にリズムを与えたい」と意気込んだ。

小野木投手(札幌大谷)

<主将>

〇岸田 悠幹(きしだ ゆうき)

2年・上江別ブルードリームズ出身

右投げ、右打ち

178センチ、70キロ

岸田主将は「全国選抜大会ではまずは全員の気持ちを一つにし、目の前に起きるプレーに集中し一戦一戦全国制覇を目指して戦います」と胸を張った。

岸田主将(札幌大谷)




<イチオシ選手>

〇寺町 颯太(てらまち そうた)

2年・東16丁目フリッパーズ出身

右投げ、右打ち

173センチ、64キロ

五十嵐監督は「野球センスの塊。常に向上心持ってプレーしている姿が周りの選手からの信頼も厚い」と評価した。

寺町選手は「3月の全国ではまず初戦勝利を目指します!夏は昨年の3年生が全国ベスト8だったのでそこを越えたい」と目を輝かせて全国大会を見据えていた。

イチオシ選手・寺町(札幌大谷)

 

<施設>

グラウンド・室内練習場:札幌市東区中沼町157

冬季練習に励む選手たち(札幌大谷)

 

<活動>

平日練習:火~金曜日(16:30~18:30の約2時間)

土日祝日:(午前中)8:30~12:30

 

<遠征>

-全国選抜野球大会出場に向け-

3月24日に北海道を発ち、同日大阪入りし翌日25日開催の開会式に出場する。

初戦は26日を予定。

冬季練習に励む選手(札幌大谷)




<スイングスピード>

☆第1位 138キロ

〇八村 莉玖(やつむら りく)

1年・東16丁目フリッパーズ出身

右投げ、右打ち

180センチ、100キロ

 

☆第2位 137キロ

〇刈谷 陸翔(かりや りくと)

2年・東16丁目フリッパーズ出身

右投げ、右打ち

173センチ、67キロ

 

☆第3位 134キロ

〇寺町 颯太(てらまち そうた)

2年・東16丁目フリッパーズ出身

右投げ、右打ち

173センチ、64キロ

スイングスピードに挑戦!写真左から刈谷、八村、寺町(札幌大谷)

 

 

協力:札幌大谷リトルシニア




ストライク発行人 大川

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2024年9月29日より新十津川町を会場に実施された「第26回 U-14北海道大会:北海道中学軟式野球連盟主催」に出場をさせて頂き、チーム創設以来初となる大会優勝をすることができました。


チームは2024年の今年、9年目を迎えており第10期生、11期生の選手たちが歴史を作ってくれました。


大会はトーナメントで全5試合、対戦させて頂いたチームはどこのチームさんも力も雰囲気もあり、1年生中心のチームもありましたが、それを感じさせない緊迫したゲームが続きました。


大会最終日も準決勝から緊張感高まるゲームとなり接戦を勝ち上がれ、決勝戦は誰もが知る札幌の強豪クラブチームとの対戦で、この新チーム最初の大会でも決勝戦で敗れている対戦カードで完全チャレンジャーで挑みました。


序盤から失点する展開で気持ち的にも厳しい部分はありましたが、何とか逆転し、厳しい追い上げ雰囲気にのまれそうになりながら、最後はタイブレークまで戦うこととなり、何とか1点差で勝利することができました。


大会優勝はもちろん、この5試合すべてがチームの経験と中学生の力になるような大会で、いろんな選手が出場し、多くの投手も登板しての結果だっただけに、チームの初優勝を忘れられないかたちで選手たちが作ってくれました。


大会運営の方々、寒い中でジャッジして頂いた審判員の方々、ありがとうございました。
OBや保護者、そしてたくさんの方々に応援して頂き、すばらしい経験をさせて頂きました。


本当にありがとうございました。
これをまた成長のきっかけとし、来季に向けて頑張っていきたいと思っています。



1回戦:池田・浦幌・豊頃中学校さん
13対2

2回戦:KAMIKAWA・士別サムライブレイズユースさん
5対1

準々決勝:南空知ベースボールクラブ・Bさん
5対2

準決勝:上富良野町立上富良野中学校さん
4対3

決勝:TTBC・Aさん
3(3)対(2)3 8回延長タイブレーク


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