空知選抜、2回戦で涙<U12チャンピオン大会>

2022空知選抜チーム(写真・チーム提供)
第8回全日本選抜少年野球U-12チャンピオン大会(兵庫県・淡路島)へ北海道代表として出場した2022空知選抜が11日、1回戦・鳥取県代表の西伯クラブを4-2で下し、初戦初勝利。
続く2回戦・京都府代表の南山城選抜と対戦するも0-3で涙した。
2022空知選抜は昨年10月に苫小牧市で行われた北海道学童軟式野球都市対抗戦で見事初優勝し、初の代表権を掴み挑んだ大会だった。
尚、同チームの提供により大会総括、1・2回戦の試合内容を掲載させていただきます。
同チームは13日、帰道。
【大会総括】
2022空知選抜は苫小牧で行われた道大会以来、全国大会に向けて近隣の公共施設において練習を重ねて来ました。
大会2週間前の練習で空知選抜主砲・山田桐生(秩父別タイガース・6年)が、手を負傷してしまい、全国大会での出場が厳しい状況になってしまった。
だがそんな辛い状況でもコーチャーやベンチから仲間を鼓舞する姿は非常にたくましくチームに勇気を与えてくれた。
惜しくも2回戦で敗退してしまったが、選手達は日頃の練習の成果を存分に発揮してくれました。
これで本当に学童野球フィナーレとなりますが関係者の皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
選手達の次のステップでの活躍も期待したい。

ベンチ前で円陣を組む空知選抜=(写真・チーム提供)
◆2回戦(11日)
空知選抜0-3南山城選抜
空知選抜
000000=0
000300=3
南山城
(空)柴田、橋本、立川-橋本、菊池
(南)里見、梶山-駒
▽二塁打:立川、笹岡(空)、麻田、生駒(南)
【試合内容】
2回戦、相手は京都府代表 南山城選抜。
1番・捕手に2022NPBJrトーナメントの阪神タイガースjrでも活躍した駒選手を擁する強敵。
空知選抜の選抜は1回戦に続き、エース柴田悠吾(深川一已バトルス・6年)。
強打のチームを三回まで完璧に抑えるナイスピッチング。
しかし、投球イニング制限(大会ルールにより1日7イニングまで)の関係で四回から一旦マウンドをおり、2番手・橋本 昊(北空知JBC・6年)へスイッチ。
先頭打者を抑えるも続く打者に二塁打を打たれ、四球も絡みピンチを背負うと、再び柴田がマウンドへ―。
だが、南山城の4番・生駒にセンターオーバーを打たれ、2失点。
さらに失策と安打が重なり、この回3点献上。
空知選抜も終盤、チャンスを作り猛追するが、あと1本が出ず悔しい敗戦となった。
◆1回戦
空知選抜4-2西伯クラブ
西伯クラブ
0000101=2
000400X=4
空知選抜
(西)加藤、森本-森本、金子
(空)柴田、立川、菊池-橋本
▽二塁打:橋本(空)
【試合内容】
序盤から中盤、鳥取県代表 西伯クラブの粘り強い打撃により再三ピンチを迎えるが、空知選抜エース柴田、四回から登板した立川(深川一已バトルス・6年)が踏ん張り何とか無失点で乗り切る。
流れが一変。
四回裏、それまで無安打に抑えられチャンスを作れなかった空知選抜が、先頭の橋本がセンターオーバーとなる二塁打を放つと、ここから打線が繋がりこの回一挙4点を挙げる。
投げては柴田、立川、菊池翔太(深川一已バトルス・6年)の継投で粘る西伯クラブを退け4-2で初戦を突破した。
<発行人>
2022空知選抜、選手・父母・指導者の皆様お疲れ様でした。
大会は2回戦で涙となりましたが、これまで大会に向け多くの関係者が選手達の最大のパフォーマンスを願い信じ、携われていたこと思います。
また難敵相手に果敢に挑んだ選手たち。
本当にお疲れ様でした。
選手たちの益々のご成長とご活躍を楽しみにしております✨
協力:2022空知選抜チーム