札苗、札幌南、伏見、東雲が4強入り!

4強入りを決めた東雲ファイターズ
札幌市美香保C球場で全道少年軟式野球大会・札幌支部予選のブロック代表決定戦4試合が行われ札苗スターズ(東区)、札幌南JBC(南区)、伏見カーディナルス(中央区)、東雲ファイターズの4チームが、美香保公園野球場で22日に行われる決勝トーナメント進出を決めた!
同支部予選上位2チームが28日に札幌市つどーむで開幕を迎える第51回全道少年軟式野球大会へ札幌支部代表として出場する。
昨年は同支部から出場した札苗スターズが全道初優勝に輝いた。
激戦区札幌支部に注目が集まる!
<Dブロック>
◆ブロック決勝
東雲ファイターズ5-1東グレートキングス
東雲ファイターズ
003200=5
000010=1
東グレートキングス
(フ)渡辺、瀧口-エラクネス
(グ)山下、小寺、荒岡-加藤
▽三塁打:渡辺、平、佐藤(フ)
▽二塁打:瀧口(フ)

第4試合で対戦した写真左から東雲ファイターズ、東グレートキングス
東雲ファイターズ、昨年準Vのグレキン破り4強入り!
第4試合に行われたブロック決勝・東雲ファイターズVS東グレートキングス戦は、東雲ファイターズが5-1で東グレートキングスを退け5年ぶり全道大会出場に王手をかけた。
東雲は0-0で迎えた三回、二死一、二塁のチャンスから3番・渡邊虎太郎(6年)が、センターの頭上を越える打球を放つと二塁走者に続き一塁走者も生還し、2点先制。
打った渡邊は三塁ベース上で大きくガッツポーズをしてみせた。
続く4番・平 遥斗(6年)も右中間を破るタイムリー三塁打でこの回一挙3点を奪い試合の主導権を握った。
さらに四回には一死から2つの四球で一、二塁のチャンスをもらうと9番・佐藤 新(5年)が、ライトオーバーを放つ2点タイムリー三塁打で、5-0と東グレートを突き放した。
投げては左腕・渡邊が、コースいっぱいを使う投球で五回、6安打1四球4三振の1失点で要所を抑え勝利に大きく貢献した。
柴田良記監督(51)は「選手の頑張りで勝利できました」と試合後、選手を称えた。
渡辺投手は「キャッチャーのリード通り、投げることができた。次も投打で活躍できるよう頑張ります」とすでに次戦に気持ちを切り替えていた。
同チームは6年生3人、他5年生がフィールドに立つ。

投打で活躍をみせた渡邊投手(東雲ファイターズ)
〇渡邊 虎太郎(わたなべ こたろう)
6年・東雲ファイターズ 投手
左投げ、左打ち
145センチ、37キロ
Q)憧れのプロ野球選手は?
A)大竹耕太郎(阪神タイガース)
同じ左なので、いつもコースに投げ分けているところに憧れる。
東グレートキングス、あと一歩で涙
二年連続全道大会出場を目指した東グレートキングスは5点を追う四回、二死から4番・荒岡光政(6年)、5番・鈴木蓮翔(6年)、6番・館政隼弥(6年)の3連打で満塁とするも後続が倒れ無得点。
続く五回にも二死から1番・小寺陸斗(6年)のレフト前とバッテリーミスで二進とチャンスを作ると2番・加藤蒼士(6年)が、センター前へ運び二走が還りようやく1点。
最終回の六回にも無死二塁のチャンスを作るも後続が倒れ涙した。
敗れはしたものの二死からの集中打は目を見張るものがあった。
次こそは咲かせてください勝利の華を。

最後まで粘りを見せた東グレートキングス
協力:札幌軟式野球連盟