照準は秋、中の島Fの内海君
「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に通院する「院内で見つけたアスリート」の今月の登場者は札幌・中の島ファイターズの内海隼大朗君(しゅんたろう、札幌みどり小3年)。
今年3月、シーズン開幕を控え練習に熱が入っていた時に利き腕の右ひじに痛みが走った。
ボールは投げられる程度の痛みだったが両親に相談、チームメートの先輩から紹介され「たきうち整形外科スポーツクリニック」で診察を受けた。
幸い初期段階の野球ひじと分かり、フォーム矯正などを中心にリハビリを行い今は順調に回復している。
まだ小学3年生、しっかり体づくりをして秋の新人戦の活躍を第一目標に掲げリハビリに奮闘している。
▽内海 隼大朗(9、札幌みどり小3年=133センチ、29キロ、三塁手)札幌・中の島少年野球団
野球は1年生から始めた。
高校まで野球をしていた父親の影響と、4歳違い(中1)の姉が女子野球で活躍しているのを見て、「自分もやってみたい」と思い、始めることになった。
父親の指導方針は「チームの監督、コーチにすべてを任せる」こと。
技術的なことは積極的には助言しないが、キャッチボールの相手はいつも快く引き受けてくれる。
父親がいないときは姉ともキャッチボールなどをして自身のレベルアップにつなげている。
リハビリ治療は週に2回行っている。
フォーム矯正で「ボールが投げやすくなり、投球フォームもよくなった」と実感を話す内海君。
今は試合にも出られようになり、治療の効果が目に見えてあらわれ秋までの完全復帰に目途も立った。
チームは令和3年度には全国大会準優勝で少年野球チームとして初めて「札幌市民スポーツ賞」を受賞した名門中の名門。
そんな強豪チームの中で内海君は3年生ながら5年生の新人戦メンバーに入っている。
4年生が少ないということもあるが、それだけではなく日頃の努力と活躍が見込まれての抜てきだろう。
今はサードを守っているが投手も経験、1イニングを2試合投げて1失点ずつの成績。
「投手もやりたいけど、やっぱりサードの方が好き」。
ソフトバンクホークスのファンで甲斐選手、栗原選手にあこがれている。
将来はエンジェルスの大谷選手のように二刀流で活躍したいと夢は大きく、どんどん膨らんでいる。
「最近、ヒットが打てるようになった」。
毎日100本から200本の素振り効果があらわれ、内海君の表情も明るい。
今月初めのジュニア甲子園の大会では6番で出場し、ライト前に流し打ちのヒットを打った。
「イメージしていた気持ち通りに打てた」ことがうれしく、今も脳裏にはっきりと残っていると言う。
バッティング開花の始まりだ。
(記者の目・中山武雄)
初めての取材受けでちょっと緊張していたようですが、徐々に慣れてきて立派に答えてくれました。
記者の9歳を振り返れば雲泥の差で、恥ずかしい限りです。
本当に立派でした。
内海君が最後に言ってくれました。
「今度は活躍して試合に勝ったところを取材(ストライク)してほしい」、うれしいですね。
必ず取材します。
札幌都心部で評判の「たきうち整形外科スポーツクリニック」
「たきうち整形外科スポーツクリニック」は札幌都心部(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に名が知られている評判の整形外科病院。
瀧内院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師などを務める、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。
また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な治療で患者の日常生活への早期復帰をサポートしている。
当サイト・ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年・少女ら選手・監督やコーチにも人気となった。
【ドクターのフォームチェック】(バックナンバー)
第1回「金子&高田投手」小樽シニア、岩見沢シニア所属当時
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時
第3回「立野投手」真栄ボーイズ所属当時
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匡希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時
第8回「渡辺佑汰」札幌中央ビクトリー所属当時
♦問い合わせ♦
「たきうち整形外科スポーツクリニック」への問い合わせはメール、info@takispo.jp、☎011-241-8405へ。携帯電話から受付対応する「シマフクロウ・コール」が便利。
☆受付・診療時間☆
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~午後8時(水曜日は夜のみ診療)
休診日=日曜・祝日、第2、4、5土曜日
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック