全道出場へ一丸、札新陽の杉本君
「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に通院する「院内で見つけたアスリート」の今月の登場者は札幌新陽高野球部の杉本優誠君(16、1年)。
昨年11月末、傷めていた膝の半月板手術を施し今リハビリ治療に全力投球をしている。
これまで経験したことのない大きなけがにショックもあったが術後の経過は順調に推移、先が見えてホッと胸をなでおろしている。
「あとは完全復帰を目指して頑張るだけ」と、シーズン開幕へ向け気持ちを高めている。
▽杉本 優誠(札幌新陽高1年=170センチ、68キロ、外野手)白石リトルファイターズ-札幌北広島ボーイズ-札幌新陽高硬式野球部
中1の時、軽い野球ひじのけがはあったが「手術」という大きなけがの経験はなかった。
それだけにショックが大きかった。
シーズン終了した昨年11月、チームの練習中に階段を降りるとき急な方向転換をしたため膝半月板に過度な負担がかかり損傷した。
「グキッ、という音がして歩けなくなりました」と予期せぬ災難にびっくり、「このまま歩けなくなるのではないか」との恐怖にも襲われた。
手術した他の病院で約1か月の入院生活を送ったあと今年に入って「たきうち整形外科スポーツクリニック」でリハビリ治療などを受けている。
「みんなが練習しているのに自分はベッドの上でけがの治療」と思うと気持ちはどんどん後ろ向きになり辛かったと当時を振り返える。
今はリハビリ治療を頑張ってきた苦労が実り、術後の経過は順調だ。次の診察結果で「軽いランニングならOK」まで進んできた。
野球が大好きな杉本君にとって「また走ることができる」喜びが、今心の中で充満している。
野球は小学3年から始め、投手・内野手・外野手と経験し、中学からは硬式野球の札幌北広島ボーイズで活躍してきた。
肩に自信があり高校に入ってからは外野手一本に挑戦している。
「外野から好返球してランナーを刺した時の気持ち良さは魅力的」。
打撃も小学から5番、6番を任されてきた。
ジムに通って筋トレも行うなど体力増進と技術アップに積極的に取り組んでいる。
高1の秋からベンチ入りして存在感を見せている。
けがが完治した後は「1日も早くチームに戻ってみんなと一緒に練習し、全道大会出場を目指して頑張ります」。
4月から2年生、チーム内での役割を十分理解し今季に挑む覚悟が伝わってきた。
(記者の目・中山武雄)
スポーツは残念ながらけががつきものです。
そのけがをいかに乗り越えてプラスにするかが大切になります。
アスリートは技術と精神力の向上が常に求められます。
手術の前、杉本君は「(野球をやるために)何としても治したかった」と強い気持ちで臨んだと言います。
この精神力がけがを乗り越えた源だと思います。
札幌都心部で評判の「たきうち整形外科スポーツクリニック」
「たきうち整形外科スポーツクリニック」は札幌都心部(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に名が知られている評判の整形外科病院。
瀧内院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師などを務める、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。
また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な治療で患者の日常生活への早期復帰をサポートしている。
当サイト・ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年・少女ら選手・監督やコーチにも人気となった。
【ドクターのフォームチェック】(バックナンバー)
第1回「金子&高田投手」小樽シニア、岩見沢シニア所属当時
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時
第3回「立野投手」真栄ボーイズ所属当時
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匡希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時
第8回「渡辺佑汰」札幌中央ビクトリー所属当時
♦問い合わせ♦
「たきうち整形外科スポーツクリニック」への問い合わせはメール、info@takispo.jp、☎011-241-8405へ。携帯電話から受付対応する「シマフクロウ・コール」が便利。
☆受付・診療時間☆
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~午後8時(水曜日は夜のみ診療)
休診日=日曜・祝日、第2、4、5土曜日
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック