でっかい夢挑戦、東雲Fの原子君

でっかい夢を持って練習に励む原子君
「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に通院する「院内で見つけたアスリート」今月の登場者は札幌・東雲ファイターズの原子祐志君(11、札幌栄南小5年)。
先月、捕手練習中に二塁送球をしたとき利き腕の右ひじに痛みを感じ診断した結果、軟骨の剥離骨折と分かった。
幸い早期治療と投球フォームの改善などのリハビリ治療で今は普通にボールが投げられるまで回復した。
セカンド、投手、捕手と守備範囲が広い原子君、完全復活で残すシーズンに全力で挑む覚悟だ。

札幌・東雲ファイターズの原子祐志君
▽原子 祐志(11、札幌栄南小5年=141センチ、34キロ、二塁手・投手・捕手)札幌・東雲ファイターズ
日頃からけがに気をつけており、異変に気付くのが早かった。
6月初旬、捕手としてチーム練習をしていた時、無理な投げ方で二塁送球をし利き腕ひじに異変が起きた。
自分でも”手投げ”の癖があるのを自覚しており、ひじに大きな負担がかかり発症した。
痛みは徐々に大きくなり、両親と相談してチームメイトから勧められた「たきうち整形外科スポーツクリニック」で診察を受けることにした。
2週間に1回の割り合いで通院し、診療・リハビリ治療を行った。
手投げの投球フォーム改善で従前とは見違える投球フォームとなり順調に回復している。
「すごくいい感じで投げられるようになりました」と原子君。
残りのシーズンの活躍に期待をかけている。
チームの東雲ファイターズは東区の強豪チーム。
原子君は5年生試合では1番打者、6年生が入った試合では7番を打っている期待の選手だが、将来はでっかい、でっかい夢を持って野球に取り組んでいる。
今じゃ世界の大スター、ドジャースの大谷翔平選手に憧れ心酔し、「自分もメジャーに行って二刀流選手になる」と真剣に考え、日常的にその準備を着々と実行している。
野球は小学1年で始めたが、2年生になって「出塁するためには一塁ベースに近い左打者が有利」と、自らの考えで右バッターから左に転換した。
「大谷選手のようにホームランは打てないのでアベレージバッターを目指す」と、ただの物まねではなく独自の二刀流選手を自身の頭で考えて実行しようとしている。
そのために、父親に頼んでリビングの一角にネットを張ってもらい毎日打撃練習をしている。
素振り、敏捷性を養うための反復練習などを欠かさない。
一方の投手は、これまで手投げのフォームでひじに負担をかけていた投法をフォーム改造で進化させ、「コントロールがつき、スピードもアップしました」と笑顔で語った。
言葉だけでなく、自分自身で将来の夢メニューをつくり、実現に向って進む情熱は素晴らしい。
(記者の目・中山武雄)
原子君の野球熱は母親も感心するほどでした。
「チーム練習のほかに日ハム・アカデミー野球教室にも通っていて本人の休み(完全オフ)は月曜しかありませんが、その中で宿題、自分のやりたいことをやっています。母親としてわが子ながら凄いことだと感心しています」。
ご家族でのバックアップは本人の一番の支えになります。
札幌都心部で評判の「たきうち整形外科スポーツクリニック」
「たきうち整形外科スポーツクリニック」は札幌都心部(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に名が知られている評判の整形外科病院。
瀧内院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師などを務める、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。
また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な治療で患者の日常生活への早期復帰をサポートしている。
当サイト・ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年・少女ら選手・監督やコーチにも人気となった。
【ドクターのフォームチェック】(バックナンバー)
第1回「金子&高田投手」小樽シニア、岩見沢シニア所属当時
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時
第3回「立野投手」真栄ボーイズ所属当時
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匡希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時
第8回「渡辺佑汰」札幌中央ビクトリー所属当時
♦問い合わせ♦
「たきうち整形外科スポーツクリニック」への問い合わせはメール、info@takispo.jp、☎011-241-8405へ。携帯電話から受付対応する「シマフクロウ・コール」が便利。
☆受付・診療時間☆
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~午後8時(水曜日は夜のみ診療)
休診日=日曜・祝日、第2、4、5土曜日
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック
|