腰椎分離と戦う札幌龍谷高の橋本内野手!
たきうちプレス
練習中、突然の痛みで走れなくなった・・・
腰椎分離と戦う札幌龍谷高野球部の橋本内野手
今月の「院内で見つけたアスリート」はスポーツ障害治療で評判の「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)で腰の治療を受ける札幌龍谷高野球部の橋本崇平君を紹介する。小学生から野球を始めて、初の大きなけがを体験する橋本君。チームの友人から薦められて同スポーツクリニックに先月から通院、年内いっぱいをかけて発症した腰椎分離症の完治を目指してリハビリに励んでいる。
「院内で見つけたアスリート」
▽ 橋本 崇平君(札幌龍谷高1年、セカンド=160センチ、52キロ)篠路キングスネークス-札幌ベイスターズ(サンリーグ)
新人戦も終わり、シーズン締めくくりの練習中、突然襲った腰の痛みに橋本君は一体何が起こったのか、理解できなかった。走ることもできず、目の前が真っ暗になった。チームの友人に薦められるままに、スポーツ障害治療で評判高い「たきうち整形外科スポーツクリニック」で診察を受けた。結果、腰椎分離症(疲労骨折)とわかり、先月から超音波治療とストレッチなどリハビリ治療を週一回行っている。「初めてのけがなので、ちょっとびっくりしました」。今はリハビリも順調に進み、年内いっぱいの治療のめども立ち、ひと安心といったところだ。
札幌龍谷高野球部は道内の強豪校。今シーズンは春季大会、夏季大会と全道ベスト4の好成績を残し、来季にかける期待も膨らんでいた矢先のけがだったので、橋本君のショックも大きかった。ようやく高校野球にも慣れ、さあ、2年目のシーズンに備えてオフにみっちり練習しよう、と張り切っていたところのアクシデントだった。中学のサンリーグ(硬式)では2年生からレギュラーでショート、高校に入ってからセカンドを守っており、守備には自信を持っている。さらにその守備力に磨きをかけるためにも、橋本君にとってはこのオフの練習が重要だった。けがによって、その計画に少しの狂いが生じたが、不幸中の幸いに痛めた腰の方も順調な回復ぶりで、年明けからは本格的な練習ができそうだ。
「みんな(チームメート)から遅れをとったので、治ったら2倍の練習をして頑張りたい」と、前向きに気持ちを切り替える橋本君。自身の夢実現、甲子園出場のためにも1日でも早く完全復帰したいと願う。今秋、グラウンドに隣接した室内練習場(ハウス、縦30メートル、横9メートル)が完成し、これまで移動して遠くの練習場に行っていたロスタイムが解消されて、冬季練習はみっちり行える。2カ月ぐらいのブランクなら、まだまだ間に合う。練習熱心な橋本君ならやれるはずだ。
(記者の目・中山 武雄) 野球に取り組むまじめな姿勢が感じられた。体格を考えてか、打撃よりも守備力を生かすことに練習の重点を置くなど、自分のいいところを伸ばす―しっかりした自己分析は今後に期待が持てる選手だ。
☆ たきうち整形外科スポーツクリニック☆
▽診療時間▽
◎昼の部:午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
◎ 夜の部:午後4時30分~午後8時
※水曜日は夜の部のみの診療
◎ 休診日:日祝日、第2・4・5土曜日
☆年末年始の診療
12月28日(金)昼の部のみ 午前11時30分~午後3時
12月29日から1月3日まで休診。4日から通常診療
☆次回の下肢外来は12月15日(土)。1月は5日(土)、19日(土)の予定。
豊富な知識と経験を持つ専門医師とリハビリスタッフ
同クリニックは、札幌市中央区南1西6という立地条件に恵まれた位置にある上、豊富な知識と経験を持つ医師、リハビリスタッフがそろっており、スポーツ障害患者らの信頼度が高い。閉塞感のない最新鋭のオープンMRIを導入し、より精密な画像診断で損傷状態を把握、適切な診断を提供している。院長の瀧内敏朗医師は、プロ野球チームの帯同ドクターを務めた経験を持ち、道内高校野球大会のスポーツドクターも担当している。当ストライクのサイトでもおなじみの「フォームチェック」をわかりやすく解説し、好評だ。また、スポーツの専門知識を持った理学療法士が充実した機器を用いて運動療法、物理療法を施している。リハビリ室には硬式ボールで全力投球できるスペースもあり、まさにその場で回復度合いがチェックできる、患者にとってはうれしい施設。そのほか温浴療法装置、低周波治療器、超音波治療器、筋力測定器など設備は万全だ。
「ドクターのフォームチェック」(バックナンバー)
【ドクターのフォームチェック】
第1回「金子投手&高田投手」小樽シニア・岩見沢シニア所属
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属
第3回「立野投手」真栄ビクトリー所属
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属
第5回「関根匤希」東ハリケーン所属
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属
第8回「渡辺佑汰」東札幌中央ビクトリーズ所属
▽ 問い合わせ▽
たきうち整形外科スポーツクリニック
札幌市中央区南1条西6丁目11番地北辰ビル2階(東急ハンズの向いのビル)
問い合わせはメールmail:info@takispo.jp、tel 011-241-8405へ。携帯電話から受付可能な「シマフクロウ・コール」も導入。
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック