岩見沢シニア、3回戦で涙<林和男杯>

林和男杯・トーナメント表
北海道で23日から行われるJA共済トーナメント第15回林和男杯旗野球大会㏌HOKKAIDOへ岩見沢リトルシニアが北海道代表として5年ぶり4度目の出場を果たします。
競技は24日から熱戦が繰り広げられ、決勝は29日を予定。
大会は全国から48チームが出場し、トーナメント戦で決する。
岩見沢リトルシニアは初戦、杉並リトルシニア(関東)と対戦し、19-4の大勝で2回戦進出を果たすと25日、続く2回戦で岡山リトルシニア(関西)に2-2の同点で迎えた七回に3点を奪い5-2と逆転で勝利を収めた。
同チームは26日、3回戦で強豪・豊田リトルシニア(東海)と対戦するも1-9で涙した。
同チームの試合結果についてはベースボール北海道ストライクで<速報>させていただきました。

マウンド上に集まる岩見沢シニアナイン=(写真・チーム提供)
▽岩見沢リトルシニア・谷口正行監督の話
道外チームとの試合は、選手たちにとって非常に貴重な経験と財産となりました。初戦、2回戦と勝利を収めましたが、3回戦で対戦した豊田さんは別格の強さを持っていました。
この経験を踏まえて、3年生は今後控えているゼット旗にしっかりと臨んでほしいと思います。
全国の舞台で得た経験を活かして、次の大会でも素晴らしい成果を挙げることを期待しています。
そして、いよいよ次は高校野球に向けての準備が始まります。
全国大会での経験は、選手たちにとって大きな財産となり、これからの野球人生においても非常に重要な役割を果たすでしょう。
更なる成長を目指し、高校野球での活躍を期待しています。
皆さんの挑戦と成長を応援しています。頑張ってください!
◆3回戦(26日、野幌運動公園)
岩見沢(北海道)1-9豊田(東海)
開始時間:12時41分
終了時間:14時03分
岩見沢
00100=1
1044x=9
豊田
(五回コールドゲーム)
(岩)澤野、奥山-横田
(豊)生川-三島
▽本塁打:三島(豊)
▽三塁打:半田(豊)
▽二塁打:堀尾、深谷、三島(豊)

4打点の活躍を見せた渡曾=(岩見沢シニア)
四番・渡曾4打点の活躍で勝利導く!
岩見沢は、渡曾将大選手(3年・岩見沢美園スターズ出身)の活躍により、見事に勝利を収めました。
試合は0-2と劣勢の中、五回に四死球でチャンスを掴んだ。
二死一、二塁の場面で、4番の渡曾将大(3年)がライト線を破る2点タイムリーヒットを放ち、2-2の同点に追いついた。
さらに七回、2-2の同点となった場面で、9番打者の椎名宥友(3年・栗沢コンバット出身)がレフト前ヒットを放つなど、二死二、三塁のチャンスを作った。
再びこのチャンスに渡曾がレフト前に2点タイムリーヒットを放ち、4-2と勝ち越した。
さらに、6番の奥山勇太(3年・岩見沢南ビクトリー出身)のタイムリーヒットもあり、この回一挙3点を奪った。
投手陣も素晴らしい活躍を見せた-。
大沼俊斗(3年・美唄キングフェニックス出身)、澤野一輝(3年・夕張ダイヤモンドスターズ出身)、奥山の3人が協力して岡山の強力打線を2失点に抑えた。
特に澤野は三回から緩急を巧みに使い、岡山打線を翻弄した。
六、七回は奥山が自慢のストレートを投げ込み、岡山打線の反撃を許さなかった。
谷口正行監督は「今日はバッター陣・特に3番・横田、4番・渡曾がしぶとく打ってくれた。明日もやるべきことをやって一戦必勝で臨みます」とコメントし、3回戦に向けて気を引き締めていた。
◆2回戦(25日、千歳市民球場)
岩見沢(北海道)5-2岡山(関西)
開始時間:11時34分
終了時刻:13時44分
岩見沢
0000203=5
2000000=2
岡山
(岩)大沼、澤野、奥山-横田
(岡)金重、杉野-佐藤
▽三塁打:片山(岡)
▽二塁打:渡曾、奥山(岩)
◆1回戦(24日、岩見沢市営球場)
岩見沢(北海道)19-4杉並(関東)
開始時間:14時01分
終了時間:15時58分
岩見沢
5⑩22=19
3100=4
杉並
(岩)大沼、奥山-横田
(杉)大戸、尾坂、野島、清水-竹内
▽三塁打:平山(岩)
▽二塁打:渡會2、椎名、横田2、奥山(岩)、岩井(杉)
▽岩見沢リトルシニア・谷口正行監督の話
林和男旗杯大会の出場は5年ぶり4回目の出場になります。
全国各地のチームとの対戦と交流できることを楽しみ、優勝を目指し、元気にプレーします!

岩見沢リトルシニア
~指導者・選手紹介~
<指導者>
㉚監督:谷口 正行(55歳)
㉙ヘッドコーチ:石井 正敏(34歳)
㉘コーチ:横田 晃嗣(47歳)
<ベンチ入り選手>
(背番号、氏名、ふりがな、学年、投打、出身少年団)
①大沼 俊斗 (おおぬま しゅんと)
3年・左投げ、左打ち
美唄キングフェニックス出身
②横田 晃大 (よこた こうだい)
3年・右投げ、左打ち
岩見沢南ビクトリー出身
③高橋 昊佑 (たかはし こうすけ)
3年・右投げ、右打ち
岩見沢南ビクトリー出身
④椎名 宥友 (しいな ひろとも)
3年・右投げ、右打ち
栗沢コンバット出身
⑤藤本 竜之亮 (ふじもと りゅうのすけ)
3年・右投げ、右打ち
岩見沢南ビクトリー出身
⑥渡會 将大 (わたらい まさひろ)
3年・右投げ、右打ち
岩見沢美園スターズ出身
⑦平山 翔太郎( ひらやま しょうたろう)
3年・右投げ、左打ち
岩見沢ファイターズ出身
⑧澤野 一輝 (さわの いっき)
3年・左投げ、左打ち
夕張ダイヤモンドスターズ出身
⑨幸嶋 恵佑 (ゆきしま けいすけ)
3年・右投げ、右打ち
岩見沢南ビクトリー出身
⑩松本 旺士 (まつもと おうじ)
3年・右投げ、右打ち
岩見沢南ビクトリー出身
⑪奥山 勇太 (おくやま ゆうた)
3年・右投げ、右打ち
岩見沢南ビクトリー出身
⑫中島 太陽 (なかじま たいよう)
2年・右投げ、右打ち
岩見沢東ブラックベアーズ出身
⑬館野 莉久(たての りく)
2年・右投げ、右打ち
夕張ダイヤモンドスターズ出身
⑭鈴木 翔貴 (すずき しょうき)
2年・右投げ、左打ち
三笠スピリッツ出身
⑮田中 蓮 (たなか れん)
2年・右投げ、右打ち
栗山ロッキーズ出身
⑯甲斐 颯汰 (かい そうた)
2年・右投げ、右打ち
三笠スピリッツ出身
⑰高木 洸 (たかぎ ひろ)
3年・右投げ、右打ち
岩見沢南ビクトリー出身
⑱吉田 暁 (よしだ あかり)
2年・右投げ、右打ち
由仁ファイターズ出身
⑲髙野 成矢 (たかの せいや)
2年・右投げ、右打ち
栗山ロッキーズ出身
⑳新林 壯恭(しんばやし そうすけ)
2年・左投げ、左打ち
大麻アトムズ出身
㉑木村 展大 (きむら てんだい)
2年・右投げ、右打ち
夕張ダイヤモンドスターズ出身
㉒田中 颯真 (たなか そうま)
2年・右投げ、右打ち
夕張ダイヤモンドスターズ出身
㉓橋本 煌汰 (はしもと こうた)
2年・右投げ、右打ち
岩見沢南ビクトリー出身
㉔中川 創太 (なかがわ そうた)
2年・右投げ、右打ち
岩見沢南ビクトリー出身
㉕黒田 真翔 (くろだ まなと)
2年・右投げ、左打ち
岩見沢南ビクトリー出身
~全国大会までの足跡~
第52回日本選手権北海道大会
◆準々決勝
× 0-8 札幌東
◆3回戦
〇 5-3 札幌円山
◆2回戦
〇 7-4 旭川西
※岩見沢はシードにより2回戦から。

整列前の岩見沢リトルシニアナイン
<発行人>
5年ぶり4度目の挑戦!
岩見沢リトルシニアは2003(平成15)年に産声を上げ、今年で創部から21年目を迎える。
監督の谷口正行氏は2008(平成20)年から指揮を執り今シーズン16年目を迎える。
監督ご自身は駒大岩見沢高出身
今大会、林和男杯は5年ぶり4度目の出場となる。
<3投手がゲームを作る>
今年のチームは、個性豊かな投手陣で勝利を目指します。
特に注目すべきは以下の3投手です。
〇大沼 俊斗投手(3年・美唄キングフェニックス出身)
左腕でエースナンバーを背負い、ストレートに力があり変化球にもキレがある頼もしい投手です。
彼のピッチングはチームの勝利を導く大きな鍵となるでしょう。
〇澤野 一輝投手(3年・夕張ダイヤモンドスターズ出身)
もう一人の左腕で、制球力に優れ、緩いカーブとのコンビネーションで打者を打たせて取るスタイルです。
彼のコントロールの良さはチームの安定感を支えます。
〇奥山 勇太投手(3年・岩見沢南ビクトリー出身)
右腕でポテンシャルを秘めた投手。スリークォーターの投球フォームで、長身を生かした角度のあるボールが持ち味です。
彼の投球は相手打線にとって脅威となるでしょう。
この3人の投手陣で、粘り強くゲームを作り、勝利を目指して戦います。
<攻撃では左右2人のスラッガーに期待>
今年のチームは攻撃力にも期待がかかります。
特に注目すべきは以下の2人のスラッガーです。
〇横田 晃大捕手(3年・岩見沢南ビクトリー出身)
1番と3番を担う横田選手は、確実な打撃とリード力でチームの得点源となります。彼の出塁が得点機会を広げる重要なポイントです。
〇渡曾 将大(3年・岩見沢美園スターズ出身)
4番を担う渡曾選手は、強打でチームを牽引する存在です。彼の長打力は、チームの勝利に直結する大きな武器となります。
これらのスラッガーの前にいかに走者を置くかが、チームの得点力に大きな影響を与えます。
下位打線でも小技を駆使し、少ないチャンスを生かして得点シーンを演出します。

整列前の岩見沢リトルシニアナイン