凄いぞ世界一、 レッドソックス優勝! 上原投手おめでとう!ウォッチ!
レッドソックスが6年振り8度目の優勝を果たした今年のメジャーリーグ。
本拠地ボストンでの胴上げは1918年以来、95年振りだとか。
今年、レッドソックス優勝の立役者の一人が、皆さんご存知の上原浩治投手。
1998年、読売ジャイアンツの1位指名で、ルーキーイヤ―に20勝をあげ、文句なしの新人王。
その後、10年間で112勝33セーブという輝かしい実績を引っ提げメジャーへ。
上原投手といえば、精密機械のようなコントロールが持ち味だが、今年は「全盛期」に迫るものがあったように思う。
その上原投手が、アメリカで何年も活躍できているのは、「スプリッターの使い方がうまいことと、コマンド(狙ったスポットに投げる能力)が優れているからだ」と制球力の良さを特徴に挙げられている。それに加えて、本人のコメントで「迷ったらプレートを外せばいいだけ」と言うぐらい「アップテンポ」な投球も長所の一つで、日本では2時間程度の完投もしばしばあり、1999年7月4日の横浜戦では1時間59分の完投劇も演じている。
この、一球ごとの投球間隔が非常に短く、速いテンポでどんどんストライクを投げ込んでいく「アップテンポ」な投球こそ、もっともっと取り上げられ掘り下げられるべき「技術」だと思うのだが。
佐藤 大(北海道日大高~札幌大)
日高ベースボールスクール/代表