五部形式にした練習システム!札幌真駒内シニア
全国を見据えたタイムマネジメント!
26日、北広島市東側に位置する長沼町に覗った。
町名は、開拓前に町域にあった河跡湖(三日月湖)の細長い沼だったことが、由来だという。
ここには中学硬式クラブチームの『札幌真駒内シニア球団』の室内練習場がある。
この日の朝は晴れ間が覗き時折雪混じりの天気。
現在のチーム構成は2年26人、1年17人、新入団員の6年生の11人を加えて合計54人となる。
選手達は札幌市内からも多く集まり清田区・豊平区・白石区・南区・北区中央区など広範囲だ。
またここでは他チームが羨む巨大室内練習場がある。全長100m×横12m鉄骨柱のビニールハウスだ!この広い施設を使い五部形式による効率的な練習があった。(書き手大川祐市)
★守備練習の様子を動画で紹介
◆五部形式
①マシン打ち
②ティバッティング
③筋力トレーニング
④守備練習(ノックなど)
⑤ロードワーク(ランニング)
冬季間の練習日は、ウォーミングアップ後、ここでは五部形式による効率的な練習システムで選手個々の課題克服に取り組んでいた。それは①マシン打ち②ティーバッティング③筋力トレーニング④守備練習(ノック)⑤ロードワーク(ランニング)5つを班分けしローテーョンで、約50分程度で区切り実施されるものだった。
①のマシン打ちでは、2台のマシンと実戦に近い手投げでの3ヶ所に分かれ実戦に重みを置き行っている。
②のティバッティングでは8ヶ所程に行われ、振りこむ力ろ正しいミート位置で捕える感覚を磨くことがねらい。
③主に柔軟性や体幹強化を目的に実施。
④守備練習は、しっかりとシーズン通じて土の上でのノックで捕球技術が養われる。
⑤ロードワークでは概ね10kmほどのランニングで持久力と下半身強化が目的。
6年生専用室内練習場
新入団員の6年生については別棟にある室内練習場で春までじっくり基本練習が行われる。
◆専属メディカルトレーナー
毎週日曜日 に実施されているメディカルチェック!
選手達の身体のメンテナンスを、選手一人ひとりの3年間かげから支えている。
◆久保田八十夫(51歳)監督に聞いた!
昨秋、秋の新人戦で予選リーグを全勝で勝ちあがった。
しかしまさかの1回戦敗退。
「連係プレーなど細かなプレーに課題があった」と話す指揮官。
秋の新人戦で見つけた課題を、昨年12月全国の強豪チームが揃う、和歌山市長杯に縁あって出場した。
同大会では全員に出場機会を与え、秋から取り組んできた練習の成果を見定める大会として挑んだ。
「実戦から離れている中、それなりの収穫や課題を見つけることができた」選手達のモチベーションがより一層高まり春に臨めると言う。
選手の中には本州で野球がしたい!と考える選手も生まれ、高い意識が生まれたことは事実だ。
◆投手陣
中2高橋海渡(ニュースターズ出身) 、中2三上敬太(平岡カウボーイズ出身)、中2濱元一壮(平岡カウボーイズ出身)、光永宏希(旭クラブ出身)、宮川圭祐(小野幌ライオンズ出身)、松田泰芽(常盤ハリケーン出身)
◆打撃陣
文入魁斗(厚別信濃スターズ出身)、石川郁也()、稲堂丸 淳(里塚イーグルス出身)、仁和龍生(西部ホワイトファング出身)などがいる。
【春までのスケジュール】
2月23日(日)入団式 場所:長沼室内練習場
3月8日(土)、9日(日) 新人研修会 場所:厚真町
3月15日(土) 心肺蘇生法研修(しんぱいそせいほう)、道具の手入れ研修
3月15日(土)、16日(日) 釧路シニア合同練習
3月29日(土)、30日(日) 東京遠征(練習試合/東村山シニア他2~3チーム予定)
4月/各週練習試合を予定。
まだまだ団員募集中!
【募集対象】
硬式野球をしたいと考えている小学6年生
◆練習日
土曜日、日曜日、祝日(お盆、年末年始を除く)
◆練習場所・練習時間
夏季:真駒内駒岡Gスタジアム 9:00~17:00
【連絡先】
事務局長:宮地祐二 090-8270-3230
監督:久保田八十夫 090-8899-5918
協力:札幌真駒内シニア球団