早期復帰願う西野中エースの池盛君
スポーツ障害治療の専門病院「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6)に通う「院内で見つけたアスリート」は札幌市立西野中軟式野球部の池盛翔太君(2年)を紹介する。エースで4番、新3年生になる今季に期待がかかっていたが、今年初めに腰の痛みが発症(腰椎分離症)して、いま懸命のリハビリ治療を続けている。
▽池盛 翔太(札幌市立西野中2年=投手・一塁手、170センチ、61キロ)札幌ファイヤーズ-西野中軟式野球部
昨年12月から腰の痛みを感じ、年明けの1月初めに「たきうち整形外科スポーツクリニック」を訪れ診察を受けた。結果、腰椎分離症と診断され、長ければ半年、早くても3カ月の治療が必要と言われショックを受けた。4月から新3年生の最上級生になり、エース・4番としてチームを引っ張っていかなければならない大切なシーズンを迎える矢先の出来事だった。こうなった以上は事実を認め、あとは治療とリハビリに専念するしかないと思い、週2回通院している。
そのかいあって、今は日常生活に支障のない程度までに回復している。西野中野球部の部活にも参加し、ダンベルなどでの筋力トレーニングに励む。それは1日も早く回復し、試合に出場したいからだ。5月中旬ごろから始まる中体連と全日本少年(中学)軟式野球大会の札幌支部予選に間に合わせたい、という思いだ。
昨年の中体連札幌支部新人戦ではエースの存在感を見せ、1、2回戦とも1点でおさえて勝利したが、3回戦で0-1の惜敗で敗退した。その悔しさがあり、今季でのリベンジを期しているのだ。変化球とストレートの緩急をつけた投球が持ち味。「あせらず、まず腰を完全に治してから」と、出直しを誓う池盛君。目標の中体連、全日本少年軟式野球大会での進撃を目指して決意も新たにし、早期復帰を願ってリハビリ治療にも一層熱が入っている。
(記者の目・中山武雄) 西武時代の湧井投手(千葉ロッテ)にあこがれ西武ファンになった池盛君。菊地雄星投手も目標の一人だ。あこがれの選手を目指し、目標にするのは大変いいことだ。大きな目標を持って、夢を成し遂げてください。
「たきうち整形外科スポーツクリニック」
札幌都心部(中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして患者から厚い信頼が寄せられている。
瀧内院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師を務めるなど、スポーツ障害治療の第1人者で活躍している。リハビリ担当の理学療法士も豊富な経験と知識を持ち、じん速かつ確実な治療で早期復帰をサポートしている。当サイト、「ストライク」で連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年たちや監督ら指導者の人気コーナーになった。
【ドクターのフォームチェック】
第1回「金子投手&高田投手」小樽シニア・岩見沢シニア所属当時(現在北照高校)
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時(現在札幌新琴似シニア)
第3回「立野投手」真栄ビクトリー所属当時(現在札幌ブレイク)
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匤希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時(現在札幌円山シニア)
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時(現在東海大四高校)
第8回「渡辺佑汰」現在札幌北シニア所属)
▽ 問い合わせ▽
たきうち整形外科スポーツクリニック
札幌市中央区南1条西6丁目11番地北辰ビル2階(東急ハンズの向いのビル)
問い合わせはメールmail:info@takispo.jp、tel 011-241-8405へ。携帯電話から受付可能な「シマフクロウ・コール」も導入。
★診療時間(受付)★
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~同8時(水曜日は夜の部のみの診療)
休診日=日・祝日、第2、4、5土曜日
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック