けがも完治、シーズン待つ岩農・渡辺君
スポーツ障害治療で評判が高い「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6)に通院する今月の「院内で見つけたアスリート」は、岩見沢農高野球部の新2年生投手、渡辺貫太君を紹介する。渡辺君は昨年9月、練習中の投球で利き腕(右)を骨折するアクシデントに見舞われた。新人戦を前にしての衝撃的な出来事だった。
▽渡辺 貫太(岩見沢農高2年=176センチ、75キロ)三笠スピリッツ-三笠中軟式野球部-岩見沢農高硬式野球部
衝撃的な右上腕骨折は突然のことだった。昨年9月、チームで投球練習をしていたとき、投げている途中に「ボキッ」と異様な音がして骨折した。本人も何がなんだかわからなかっただけにショックも大きかった。原因は無理な姿勢からの投球だった。すぐに父親に連れられ、「たきうち整形外科スポーツクリニック」を訪れ診察、治療を受けた。
経過はきわめて順調に推移し、2カ月後にはボールを投げられるまでに回復した。今は完全に元に戻ったが、月に1度はリハビリを兼ねて同クリニックでフォーム矯正などの治療を受けている。心配していたシーズン開幕にも間に合い、ホッとした表情で表情も明るい。
小学3年から野球を始めた渡辺君。投手になったのは高校からで、それまでは外野手一本だった。岩見沢農高の投手は2年生2人、3年生2人の4人。そのうちの一人の渡辺君は「けがも完全に治ったので、今年はエースになれるように頑張ります」と、心機一転の胸の内を語った。冬トレで走りこみ、筋トレを徹底したので得意のスライダーのほかに、ストレートにも速さが加わり、投手力が確実にアップした。三笠スピリッツ時代(小学6年)はマクドナルド南北海道大会で全道準優勝の経験もある。今度は高校野球での全道大会出場を目指し、甲子園出場も夢見る。
(記者の目・中山武雄) 実家は三笠で農業を営み、後継者を目指し農業高校に進んだ渡辺君。将来の進路はこれからと言うが、得意の英語を生かして英検にも挑戦すると張り切っている。他の分野への挑戦は、野球以外の視野も広がり大変いいこと。さらに、人間としての厚みも加わり、ぜひ貫いてほしい。
「たきうち整形外科スポーツクリニック」
札幌都心部(中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして患者らから厚い信頼が寄せられている。
瀧内敏朗院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師を務めるなど、スポーツ障害治療の第一人者。リハビリ担当の理学療法士も豊富な経験と知識を持ち、迅速かつ確実な治療で早期復帰をサポートしている。当サイト、「ストライク」で連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年、監督、指導者の人気コーナーになった。
【ドクターのフォームチェック】
第1回「金子投手&高田投手」小樽シニア・岩見沢シニア所属当時(現在北照高校)
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時(現在札幌新琴似シニア)
第3回「立野投手」真栄ビクトリー所属当時(現在札幌ブレイク)
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匤希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時(現在札幌円山シニア)
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時(現在東海大四高校)
第8回「渡辺佑汰」現在札幌北シニア所属)
▽ 問い合わせ▽
たきうち整形外科スポーツクリニック
札幌市中央区南1条西6丁目11番地北辰ビル2階(東急ハンズの向いのビル)
問い合わせはメールmail:info@takispo.jp、tel 011-241-8405へ。携帯電話から受付可能な「シマフクロウ・コール」も導入。
★診療時間(受付)★
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~同8時(水曜日は夜の部のみの診療)
休診日=日・祝日、第2、4、5土曜日
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック