女子ソフトウォッチ!~岩見沢
6月11日、知り合いが監督を務める「岩見沢緑陵高校女子ソフトボール部」さんにお邪魔。
「緑陵ソフト部」は、この夏もまたインターハイ全道予選への出場が決まっている。
指導のお手伝いに、これまた10年来の知り合いで男子ソフトボール部出身、千葉県生まれの柴崎氏を同行。
「柴崎」さんは、今でこそIT企業に勤めているが、前職はスポーツメーカーで、高校時代にはインターハイ、大学時代はインカレに出場。
高校~大学と全国大会に出場したソフトボールの「プロ」で、道内にはそうそういない人材。
「ソフトと野球」、似てないように見えて似つつ、また共通点があるようでないような微妙な関係。
・ ・・この二つの関係性を探してしまうのは、野球出身者の悪しき感覚かも・・・
しかし、そんな理屈は関係なく、「柴崎氏」、凄い!凄い!
普段の柴崎氏からは想像もつかない(笑)「テクニシャン」。
●走りながら三遊間を狙い打つ「スラップ」
●バント時のバットに当たる瞬間に左手(左打者)を「こねて」打球を止める、独特な「セーフティーバント」などなど・・・
やはり、高校~大学と7年間で習得した技術は凄い!
バッティングという「センス」と「感覚」がものいう「技術」を、細かい動きからちょっとした「コツ」まで熱く指導。
柴崎氏、ありがとうございます。
また、ソフト部の小林監督にはお昼ご飯までお世話になり、本当にありがとうございました。
さて、肝心のチームは、有望な一年生が多く「若い」印象。
上級生にはソフトボール未経験者もいるが、監督の指導力で「いっぱし」のソフト選手に。
今や、少子化の影響で各競技とも競技人口が減る中、必死にボールを追いかけている女子高生と指導にあたる先生方には頭が下がります。
特にソフトボールは、オリンピックの正式競技から外れて久しく、それでも目標に向かって一生懸命に取り組んでいる姿には「感謝」の念を抱きたくなるほど。
そんなソフトボールも、今年から高校以上の大会ではバッテリー間が1m延び、若干の得点力アップがどのチームにも期待できそうだとか。
しかし、そうはいってもカギを握るのはピッチャーを含めた守りのミスを最小限に減らすことのようで、これは野球と全く同じ。
今年は6月18~19日の日程で「全道大会」が行われる。
開催地は苫小牧。
お近くにお住みの方は、是非とも足を運んで「ソフトボール」を体感してみてほしい!
佐藤 大(北海道日大高~札幌大)
日高ベースボールスクール/代表