夏の全道目指して、清田区194人が開幕!
第17回コカ・コーラ旗争奪 兼
少年野球ホクレン旗石狩支部清田区予選大会
日程:5月10日(土)~17日(土)
会場:清田公園、美しが丘西公園
ホクレン旗石狩支部清田区予選は、10日に清田区美しが丘西公園で開幕、出場9チームによる3日間の熱戦がスタートした。開会式は午前8時から行われ、清田区登録選手は4月1日付けで194人を数える。前年度優勝北野リトルメッツから優勝旗返還があり、選手宣誓にはオール清田・中川顕人君が「失敗を恐れず全力プレーで戦う」と宣誓してくれた。今大会は上位2チームが6月21日から3日間行われるホクレン旗石狩支部予選へ出場する。また新たな動きとして清田区と白石区の審判員が技術向上を目的に、互いに発展的な考え方の下、積極的な交流を図っていた。
信頼のバッテリー熊坂・佐々木(清田中央)お互いに手ごたえ。
今夏の全道大会(ホクレン旗)を懸けた大会。開会式に引き続き、1回戦2回戦4試合が行われた。開幕試合となった、清田中央フレンズ-里塚イーグルスは、清田中央がエース熊坂雄大と捕手佐々木駿也の活躍もあり5-1と勝利し2回戦へ進出した。強気のピッチング背番号10・熊坂が五回を投げ2安打に抑え里塚打線を封じた。ダイナミックフォームから投げ込むストレートは威力十分。ストレートに押され里塚打線もピッチャーフライやキャッチャーフライが多かった。「捕手の佐々木君がなんでも取ってくれるのでとにかく安心して投げれる」と話すと「熊坂君が落ち着いて投げれるよう言葉に気をつけて声掛けしている」とまさに女房役の佐々木捕手。息の合ったコンビは11年ぶりの全道大会を目指す。当時は決勝まで進み、西部カープジュニア(現西部ホワイトファング)に敗れ準優勝に終わった。清田中央は11日に行われた北野パワーズにも勝利し17日石狩支部予選進出を懸け真栄ビクトリーと戦う。敗れた里塚イーグルスも中々の大型チーム課題克服に取り組みこれからの躍進に期待したい。投打の中心後藤も注目、また5年ではあるが1番の稲童丸も楽しみな選手だ。
▽清田区注目の竹下竜生(6年・北野リトルメッツ)
身長162cm体重56kg、小学6年生としてはかなり大柄な選手、投打にその身体能力を生かし頭角を現している。「全国につながる学童、スポ少を目指したい、個人的にはファイターズジュニアも目指している」と目標を話してくれた。残念ながらチームの方は1回戦で敗れはしたが注目選手だ。
平成26年4月1日付、清田区登録選手は194人。昨年は230人と36人減だ。ピーク時は平成18年の320人だという。少子化の影響は清田区も例外ではない。こうした現状の中、数年前団員8人と存続の危機もあった「清田ジャイアンツ」は現在23人と回復を見せる。同チーム監督須貝氏(66)は「お父さんお母さん方の頑張りや協力なしでは難しい。地域との交流も必要。またチラシ配布や体験会も行いながら我々の活動を知ってもらうことで少しづつ増えたように思う」とチームの現況を話してくれた。
協力:清田区少年軟式野球連盟