初V室蘭、準V函館港西
第2回北海道連盟理事長杯全道大会 兼
マツダボール旗争奪大会
日程:5月25日(日)~6月8日(日)
会場:札幌麻生球場
主催:日本リトルシニア中学公式野球協会 北海道連盟
決勝と準決勝の3試合が札幌・麻生球場で行われ、決勝は昨年準優勝の室蘭と、躍進を続ける函館港西の対決となった。室蘭は一回表に相手パスボールで1点先制。続く三回、四回と加点し、4-0で逃げ切り初優勝した。先発投手の三枝は、勝負強い函館港西打線を3安打完封し、最優秀選手に輝いた。来週から始まる日本選手権大会に弾みがついた。28チームが参加した今大会、3位には函館東シニアと旭川北稜シニアとなった。
室蘭が函館に4-0で勝利し、初優勝を飾った!立役者は三枝投手、スリークォーターからの真っ直ぐと得意のカーブを駆使して函館港西打線から凡打の山を築いた。許した安打はわずか3本、2四球の見事なピッチングで完封した。
三枝はストライク先行で追い込み、低目のボールで打ち取った。「キャッチャーのミット目がけて投げたのが良い結果になった。バックにも助けられた日本選手権も優勝を目指したい」とチームワークを強調した。
初回、1番小笠原が四球で出塁、2番宝福の犠牲バント、3番棚橋が投ゴロの間二死三塁。ここで4番佐々木の打席で、パスボールで1点と先取点を挙げた。三回に4番佐々木の犠飛で加点、四回には9番三野の三塁打など4点目を挙げ勝利を引き寄せた。
▽室蘭・新井監督
このチームは決勝を投げた三枝の他に、小笠原、石田、鈴木がいる。「どの子もコントロールが良いので、今大会守りのリズムが良かった。この優勝が日本選手権に向けて良い弾みになれば」と期待を込めた。
▽函館港西シニア・出村監督
室蘭に敗れた、函館港西の出村監督は「5試合戦い、良かった面と悪かった面があった」投手一人でこの先乗り切ることは難しい「先発の館山は良い経験ができたと思う、渡部は立ち上がりが課題だ」主力に2年生が4~5人入る港西は、来週から始まる日本選手権で今大会で戦った5試合の経験を日本選手権へぶつける!
◆決勝
室蘭
1012000=4
0000000=0
函館港西
(室)三枝-佐々木
(函)館山、渡辺(三回)-新出
▽三塁打:三野(室)
◆準決勝
室蘭
2200010=5
0003000=3
函館東
(室)石田-佐々木
(函)斉藤、川村-泉
▽二塁打:井平、岡田(函)
旭川北稜
0000000=0
130000×=4
函館港西
(旭)川田、藤田-清水
(函)桜木、中村倫-新出
▽三塁打:坂本(函)
▽二塁打:新出
【個人賞】
最優秀選手賞:三枝 潤(室蘭)
優秀選手賞:新出篤史(函館港西)
敢闘賞:小笠原悠介(室蘭)
協力:一般財団法人日本リトルシニア中学硬式野球協会