道スポ旗、旭川北稜好発進
第25回道新スポーツ旗争奪夏季全道大会
第1日(12日・野幌運動公園ほか)
日本リトルシニア中学硬式野球協会北海道連盟、道新スポーツ主催。35チームが6球場で1、2回戦19試合を行った。日本選手権準優勝の旭川北稜が同大会第4位の函館港西に5-2と勝利し好発進した。決勝は20日(日)を予定。
初優勝を狙う旭川北稜は、函館港西戦の初回、内野安打と2四球を足がかりに、二死満塁から6番藤原の走者一掃となる左中間3点適時打で先制。さらに続く7番川田も適時打で初回4点のビックイニングを作る。2回にも加点。先発した朝妻投手は、五回5安打1四球2失点と強打函館港西打線を要所で抑えた。二、三回と強打されるも、粘り強く投げた。六回からエース富田が2安打無失点のさすがのピッチングでゲームセット。旭川北稜は本日、3回戦札幌大谷と栗沢球場で戦う。また8月2日から東京で行われる日本選手権大会へ小樽チームと共に北海道代表として出場が決まっている。
敗れはしたが函館港西の強打も印象的。あとは好機に一本出ていればと悔やまれる。同チームは8月26日、宮城県で行われる東北連盟創立40周年記念全国選抜野球大会へ札幌新琴似チーム、苫小牧チームの3チームが北海道代表として出場する。
▽2回戦(野幌第1)
函館港西
0110000=2
410000×=5
旭川北稜
(函)中山-小黒
(旭)朝妻、富田-藤原
▽三塁打:岩谷、西田(函)、山本(旭)
▽二塁打:藤原(旭)、西田(函)
協力:一般財団法人日本リトルシニア中学硬式野球協会