札幌都心部（中央区南１西６）で開業する「たきうち整形外科スポーツクリニック」に通院する今月の「院内で見つけたアスリート」は、えりも高校野球部の長谷川崇（しゅう）君（２年）を紹介する。小学３年生から投手で活躍してきたが今年の６月ぐらから利き腕の右ひじが痛み出した。使い過ぎによるはく離骨折とわかり、さっそく手術をし今はリハビリの真っ最中だ。残念ながら今季は復帰できなかっ置くもあたが、その分来季にかける期待は大きい。「完全に治して来季にかけます」と、暗さはない。

▽長谷川　崇（えりも高２年＝投手、１６２センチ、６７キロ）えりも新栄野球スポーツ少年団－えりも中軟式野球部－えりも高硬式野球部

小学２年生から野球を始め、３年生から投手をしている。その無理がひじに蓄積され今年の春になって症状があらわれた。６月になって利き腕の右ひじが痛み出し投げられない状態になり、たきうち整形外科スポーツクリニックで手術を受けた。はく離骨折だった。今は順調に回復しているが本格的にボールを投げられるのは冬になってから。新人戦は戦列を離れて応援したが、ちょっとあせりもあった。「しょうがないです。まずけがを完全に治すことに目標を置いています」と今季はあきらめ、来季からのエース復活を目指している。

小学生時代は日高管内の強豪チーム、えりも新栄野球スポーツ少年団で活躍。エースで、バッティングもよくクリーンアップを打っていた。「スピードがないのでコントロールで勝負できる投手になりたい」と自己分析し、今後の目標を目指す。たきうち整形外科スポーツクリニックの理学療法士からフォームのチェックも受け、今を充電期間としてリハビリに懸命だ。本格的に投げられるオフトレが長谷川君にとっては来季始動の時だ。ゼロから出発する気持ちで最上級生になる来年を迎える。

（記者の目・中山武雄） えりも町から２週に１回の割合で通院する長谷川君。送迎してくれる家族に感謝しながらリハビリに一生懸命だ。「すべてが好き」とういう野球大好き人間の熱い心が伝わってきた。自己分析して自らに課題を課して取り組んでいる様子はすがすがしい。努力は必ず報われるものです。

[たきうち整形外科スポーツクリニック」

札幌都心部（中央区南１西６、北辰ビル２階）に位置する利便性と、専門性の高い診療を行うスポーツクリニックとして患者らから厚い信頼が寄せられている。

瀧内敏朗院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師を務めるなど、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。リハビリ担当の理学療法士らも豊富な経験と知識を持ち、じん速かつ確実な治療で早期復帰をサポートしている。当サイト「ストライク」で連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年・少女や監督、コーチら指導者に好評を得た。

【ドクターのフォームチェック】

第１回「金子投手＆高田投手」小樽シニア・岩見沢シニア所属当時

第２回「町田投手」西発寒ホークス所属当時

第３回「立野投手」真栄ビクトリー所属当時

第４回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時

第５回「関根匡希」東ハリケーン所属当時

第６回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時

第７回「下重匡史」札幌北シニア所属当時

第８回「渡辺佑汰」東札幌中央ビクトリー

▽問い合わせ▽

たきうち整形外科スポーツクリニック

札幌市中央区南１条西６丁目１１番地、北辰ビル２階（東急ハンズの向かいのビル）

問い合わせはメールmail:info@takispo.jp、tel０１１－２４１－８４０５へ。携帯電話から受付可能な「シマフクロウ・コール」も導入している。

☆診療時間（受付）☆

昼の部＝午前１１時３０分～午後３時（水曜日除く）

夜の部＝午後４時３０分～同８時（水曜日は夜の部のみ診療）

休診日＝日・祝日、第２、４、５土曜日

取材協力：たきうち整形外科スポーツクリニック